虎に翼ネタバレ18週吹き出し！第87話あらすじ(7月30日)最終回まで【朝ドラ】2024

小野さんの過去

兄・顕洙（許秀哲）の無実を訴える弟の広洙（成田瑛基）に、小野さん（堺小春）は思わず声をかけます。

実は、小野さんには、かつて朝鮮人の恋人がいたのです。

結婚しようとしましたが、親の猛反対に遭い、別れさせられたということなのです。

寅子

小野さんにそんな過去があったのね…

改めて公平な目で事件を見ようと決める寅子です。

くそじじぃのおせっかいが！

小野さんは何か思って膨張されたと思うんです。

傍聴するのは事由です。誰も禁止しません。

よかったぁ

場所は変わって、ライトハウスです。

稲さんや涼子ちゃんたちが寅子の話をしていると、それを聞いている航一さんです。

星航一

…。。

稲さん

昔からお優しいお嬢さんでしたから…
人の話を聞いていると、知らないうちに、
人に寄り添ってしまうというか…
相手もどんどん心が近づいてしまうというか

星航一

なるほど

放火事件の次の公判期日がやってきました。

前回同様、弟が騒ぎ立てます。

星航一

静粛に。これ以上発言すると、退廷を命じますよ

公判後、判事補の入倉をも朝鮮人に対する差別を持っていることを知った航一さんは語り始めます。

星航一

関東大震災。
あの時、朝鮮人が暴動を起こしたという情報が流れて大勢の朝鮮人が殺されたことを知っていますか

星航一

日のないところに煙は立たず、で終わらせるのか
その煙を上げたのは誰なのかを見極めるのか

星航一

早いですが、昼食にしましょう。

二人がライトハウスに向かうと、そこには扉を拭いている涼子さんの姿が。

涼子さま

あ、寅子ちゃん
ごめんなさい、でもお気になさらず

お店の扉には墨汁がかけられていて、それに驚く寅子たちです。

涼子さま

お二人とも、いつものでいいのかしら

寅子

注文は、はい。
あとごめんなさい、お気になさらず、はできません。

墨汁のことが気になって仕方がない寅子です。

涼子さま

寅子ちゃんならそうなってしまいますわね
もう何年も続いていることで、月に1度か2度

星航一

その頻度だと、警察は取り合ってくれないのでは

航一さんは、その頻度では警察が取り合ってくれないことを察しました。

涼子さま

おっしゃる通りです。
だんだんとこの嫌がらせに慣れてしまって

玉

この店に関連する多くの人とたくさん話をしてくれたのですが、それを知らない人たちが私たちがひいきしていると思って。涼子ちゃんが色目を使ったんじゃないかって。

涼子さま

その話はもう笑い話ですよ

寅子

あぁぁぁ！！

突然、寅子が叫びます。

寅子

ごめんなさい大きな声を出して
でも私悔しくて情けなくて…

寅子

戦争が終わって、新しい憲法ができて、全ての人が平等である新世の中が出来たはずなのに
今扱っている事件や、玉ちゃんを取り巻くものは…

星航一

おなかすきました

航一さんが突然口を開きます。

涼子さま

今日のは特別に良くできたんです。

涼子さんがランチの準備をしていると、寅子は話し始めます。

寅子

私ご一緒している裁判にふさわしくないかも知れません

星航一

すべての裁判に公平でいるなんて、無理ですよ…

深く考え込む寅子でした…。