2025年NHK大河ドラマ「べらぼう」の第11話(3月16日放送)ネタバレ&あらすじを読みやすい吹き出し形式で記載します!
ナイスなことをひらめいたわよ~
べらぼう11話のネタバレとあらすじを吹き出しで解説:蔦重の吉原細見は買わない
蔦屋重三郎は、駿河屋に集まった吉原の親父たちに新たな吉原細見を納めに行きました。
まいど~
その席で女郎屋の若木屋の主人、与心が、蔦重の吉原細見ではなく鱗形屋板を買うと言い放ったのです。
鶴屋たち地本問屋と対立したのは吉原の一部の者だけで、自分のように市中の本屋とつきあいがある者もいるというのです。
若木屋が席を立つと、同席した者の半分ほどがあとに続きました。
べらぼう11話のネタバレとあらすじを吹き出しで解説:借金を帳消しに
蔦重作の錦絵本「青機美人合交鏡」は値段が高いためか一向に売れず、蔦重は吉原の親父たちから責めたてられることとなります。
蔦重が在庫の山を見せて、言います。
客に配って、売り上げにつなげることで借金を帳消しにしてほしい…
なにをぬかしているんじゃ~!!!
怒り心頭の駿河屋に階段から突き落とされた蔦重でした。
べらぼう11話のネタバレとあらすじを吹き出しで解説:浄瑠璃
借金を抱えた蔦重は、なんとか吉原をもり立てる手だてはないかと悩みます。
すると吉原の親父たちの集まりに呼ばれ、吉原で祭りを開くよう命じられたのです。
歌舞伎のまねごとをする「俄」という座敷芸から始まった小さな催しを盛大な祭りにして、女や子どもも呼び寄せろと言うのです。
大黒屋の女将りつは、祭りの目玉に浄瑠璃の太夫、富本牛之助を招きたいと言います。
午之助は「馬面太夫」と呼ばれる富本節の人気太夫でしたが、蔦重は全く知らなかったため、浄瑠璃に詳しいりつと義兄の次郎兵衛とともに芝居小屋に出かけることにしました。
芝居町の絵草紙屋には、浄瑠璃の正本がずらりと並んでいました。
こいつぁすげー
これは芝居のパンフレットの役目を果たし、浄瑠璃をたしなむ人々の稽古本にもなる。中でも表紙に「直伝」と書かれているのは、本元の太夫の許しを得て売られている証しでした。
べらぼう11話のネタバレとあらすじを吹き出しで解説:鱗形屋登場
蔦重は午之助の語りを聞いて魅了され、終演後につめかけた女性客をかき分けて、吉原の祭りに来てほしいと頼みこみます。
しかし、あっさりと断られてしまうのです。
「悪いが、俺や吉原は好かねぇんだよ」
わけを尋ねようとすると鱗形屋が現れ、午之助を連れ去りました。
鱗形屋は、午之助が二代目「富本豊前太夫」を襲名する折に、富本節初の直伝本を出そうとしているらしいのです。
べらぼう11話のネタバレとあらすじを吹き出しで解説:りつの閃き
蔦重は、午之助に祭りに出てもらうための取り持ちを頼もうと平賀源内を訪ねたのですが、源内はエレキテルの研究に夢中で話すこともままならない状況でした。
すまんな、今は忙しくて…
その日りつが、午之助の吉原嫌いの理由を突き止めてきました。
午之助とともに女性に人気の市川門之助(いちかわもんのすけ)という役者がいるのです。
彼らはまだ売れない頃、連れ立って吉原へ来て若木屋を訪れました。
役者は吉原への出入りを禁止されているから、
素性を偽っていたらしいんだけど
門之助の顔を知る客がいてさ、
二人は若木屋からたたき出されたらしいのよ
蔦重と次郎兵衛がその話をりつから聞いているところに、大文字屋が、午之助を説得する方法を思いついたと駆け込んできました。
「浄瑠璃の元締めってなぁ、道座だろ、そりゃつまり鳥山検校ってことなのよ!」
午之助の「豊前太夫」襲名は、ほかの流派からの横槍でたびたび流れていました。
もし蔦重たちが襲名を実現させれば、午之助は吉原の祭りに協力してくれるはずです。
べらぼう11話のネタバレとあらすじを吹き出しで解説:鳥山の屋敷
蔦重は大文字屋と一緒に、鳥山の屋敷を訪ねます。
そこには鳥山の妻となり、瀬以と呼ばれるようになった瀬川もいました。
話を一通り聞いた鳥山は答えました。
すまないが、力になれない…
蔦重はそれでも
一度午之助の浄瑠璃を聞いてみてほしい!
と頼み、瀬川も蔦重の後押しをしました。
私からもお願いするわ
しかし、瀬川を気遣った蔦重は、早々に屋敷をあとにしたのでした。
べらぼう11話のネタバレとあらすじを吹き出しで解説:午之助の感動
その後蔦重は一計を案じ、偽の手紙で午之助と門之助を料理茶屋に呼び出しました。
出迎えた蔦重と大文字屋とりつは平伏して若木屋の無礼をわび、午之助と門之助にひと目会いたいと集まった花魁や振袖新造たちが二人をもてなしました。
どうぞ、今日は楽しんでいっておくんなまし
宴席は盛り上がり、蔦重は、芝居小屋に行けない女郎たちに富本節を聞かせてほしいと頼みます。
午之助が語ると、女たちは胸を打たれ、涙したのです。
吉原には太夫のお声を聞きたい女郎が千も二千もおります。
どうか!祭りの場でその声を…!
蔦重の頼みに、午之助は快諾したのです。
女郎たちの涙に、午之助もまた感動していたのでした。
べらぼう11話のネタバレとあらすじを吹き出しで解説:鳥山からの文
その場に鳥山からの文が届きます。
そこには、芝居小屋で午之助の浄瑠璃を聞き「豊前太夫」襲名を認めることにしたと記されていました。
もう一つ願いがございます。
太夫の「直伝」を私に頂けませんでしょうか!
するとこの願いも聞き入れられ、以降、蔦重は富本正本に注力していくこととなったのです。
べらぼう次回放送
次回のべらぼうネタバレ第12話はこちら
【べらぼう12話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説!3月23日放送(2025年大河)
べらぼうのネタバレとあらすじ:一覧
2025年3月
【べらぼう 3月】あらすじ一覧
第9話 3/2(日) 玉菊燈籠恋の地獄
第10話 3/9(日) 「青楼美人」の見る夢は
第11話 3/16(日) 富本、仁義の馬面
第12話 3/23(日) 俄なる「明月余情」
第13話 3/30(日)わっちの光(仮)
2025年4月
【べらぼう 4月】あらすじ一覧
第14話 4/6 (日) 瀬川との別れ(仮)
第15話 4/13(日) 手袋に仕込まれた毒(仮)
第16話 4/20(日) 源内の死(仮)
第17話 4/27(日)
べらぼう11話:筆者の見解
放送後に記載いたします~!
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