NHK大河ドラマ「光る君へ」ネタバレ&あらすじ第41話(10月27日放送)はこちらです!
光る君へネタバレ吹き出し41話:1人目の道長の気質
まひろは、双寿丸が賢子を盗人の一味から助けてくれたことを知り、礼を言います。
本当に、助かりました。
ありがとうございます。
しかし、いとは双寿丸を良く思っていません。
姫様は越後守の御孫君。
お前が親しくするような女子とは身分がちがうのだから
しかし双寿丸が、
姫様って面でもないよな
というと賢子は声を上げて笑いました。
あはははは!もう!
その晩、まひろと賢子は双寿丸の話をしました。
お前は、先ほどのような武者にも優しいのね
あのように言われても怒ることもなく
賢子は答えます
私は怒ることが嫌いなの
それを聞いたまひろは、幼い日の道長も同じことを言っていたことを思い出します。
(これも血筋ということかしら…)
まひろはその時、賢子が道長の気質を受け継いでいると思ったのです。
光る君へネタバレ吹き出し41話:2人目の道長の気質
まひろは、自分の局を訪ねてきた道長に尋ねます。
敦成親王を東宮とすることでご自分の権力を示そうとされたのは
なぜにございましょうか
俺は常におまえとの約束を胸に生きてきた…
今もそうだ
……(え…。。。)
返答できずにいるまひろに道長は続けます。
この先も中宮、彰子を支えてほしい
一方、彰子は道長が自分の意に反して敦成親王を東宮としたことで、父の言いなりになるばかりではなく、自分の考えをもって生きたいと考えるようになりました。
まひろは彰子の意志の強さを知り思います。
中宮さまもまた、道長さまの気質を受け継いでいるのね…
光る君へネタバレ吹き出し41話:敦康親王と彰子
秋のある日、彰子が藤壺で和歌の会を開きました。
赤染衛門、和泉式部、まひろらが集う中へ、敦康親王から彰子への届け物だという椿餅を持参したききょうが招き入れられました。
亡き院も皇后さまもお好きであられました。
敦康さまもこの頃この椿餅がお気に召して、中宮様にもお届けしたいと仰せになりまして。
敦康の様子はいかがであるか…
ききょうは答えます。
もう敦康さまのことは過ぎたことにおなりなのでございますね…
このようお楽しそうにお暮らしとは思いもよらぬことでございました。
敦康さまのことはお忘れになっても構いませんよ
ききょうはこう言い話しましたが、後日、敦康親王は行成を連れて藤壺を訪ねてきました。
彰子から、いつでもきてよい、という文を受け取って飛んできたのです。
椿餅、美味しかったぞ
彰子が御簾ごしに礼を伝えると、敦康親王は不満を口にしました。
せっかく参りましたのに、お顔が見えねば、つまりませぬ…
その言葉にまひろも彰子も戸惑っていると、敦康親王は御簾の中に入ってきます。
光る君のようなことはいたしませぬ。
ただお顔が見たかったのでございます…。
その後しばらく敦康親王は彰子と会話を楽しみ、帰ってゆきました。
しかし、後にそのことを知った道長は怒ります。
敦康親王が二度と内裏にあがれないようにせよ
しかし、行成は答えます。
左大臣さまは敦康さまから多くのことを奪いすぎでございます…
お前は私に説教するのか
という道長でしたが
左大臣様がおかしくおわします
行成はそう言い残してその場を去るのでした。
光る君へネタバレ吹き出し41話:双寿丸と賢子
ある日、双寿丸がまひろの家を訪ねてきました。
ともに食事をするうちに双寿丸が言います。
この家には書物がやたらといっぱいあるなぁ
読みたければ貸すわよ
という賢子に双寿丸は答えます。
俺は字が読めない
あら、私が教えるわ
その必要はない
双寿丸は続けます。
人には得手不得手がある。
俺らは体を張って戦うのに向いている。
それゆえ武者であることに誇りを持てって、うちの殿様が言ってた。
賢子は双寿丸の話を楽しそうに聞いており、そんな二人をまひろはほほえましく見ていたのでした。
光る君へネタバレ吹き出し41話:皆で力を合わせよう
道長は藤壺を訪れ、彰子に告げます。
敦康親王と会うことはお控えください…
道長が去った後、彰子はまひろに言います。
もう父上の言いなりにはなりたくない…
中宮様には弟君が大勢おられましょう。
皆で手を結べば、できないこともできます
まひろはこうアドバイスするのでした。
まひろの助言を受けて、彰子は藤壺に実の弟の頼通と教通、腹違いの弟の頼宗と顕信を呼びました。
そなたらが困ったときは、私もできる限りのことをするゆえ、
東宮の行く末のために、みんな、力を貸しておくれ…!
父上のよりよき政のためにも、われらが手を携えてゆくことが大事だ。
光る君へネタバレ吹き出し41話:顕信の出家
顕信は三条天皇にかかわる、自分自身の出世の道について道長と対立していました。
私は父上に道を阻まれたのですね。
私はいなくてもよい息子なのでございますね
顕信の母であり、道長のもうひとりの妻である明子も声を荒げます
帝との力争いに、この子を巻き込んだあなたを
私は決して許しませぬ!
1011年正月、顕信が出家したことを知らされた道長は絶句します。
な、なんと…
光る君へネタバレ41話(10月27日放送)吹き出しあらすじ最終回まで:一覧
次の光る君へネタバレ42話はこちら
光る君へネタバレ42話(11月3日放送)吹き出しあらすじ最終回まで!
光る君へネタバレ41話の筆者の見解&感想
敦康親王
幼いころに母の定子を亡くし、それ以来彰子と一緒に育ったと言っても過言ではない敦康親王。
敦康親王は彰子お姉ちゃんが大好きです。
それを必要以上に心配する道長くん。
それはまさしく、まひろの書いた源氏物語の中の光る君の姿が重なったからであることは確かですが、自分の血のつながった孫を即位させたい、という思いも強かったに違いありません…。
敦康親王(あつやすしんのう)
一条天皇と定子の第一皇子。道長の長女・彰子のもとで養育され、次の東宮候補だったが、彰子にも皇子が生まれたことで運命が変わってゆく。母代わりの彰子を慕うようになる。
彰子
だんだんパワーアップしてきた彰子ちゃん。
出産前は、周りの女房達に帰せられるがままに桃色の着物を着ていましたが、出産後は美しい色合いの青色の着物を着ていたことからも、どんどん自分の意見を周りに伝えられるようになってきたことを感じました!
道長とは違って、敦康親王のことも大切に思い、自分の本当の息子のようにかわいがっている点も、本当に素晴らしく素敵な女性です!
今後、道長くんとは対立していく事も予想されますが、さぁ…どうなっていくのでしょうか…。
藤原 彰子(ふじわらのあきこ)
道長の長女。幼いうちに一条天皇に入内(じゅだい)し、定子と競う立場となる。まひろ(紫式部)は才を見込まれ、彰子のもとに宮中女房として出仕する。彰子は、一条天皇にふさわしい妃(きさき)になろうと努力を重ねる。
明子(道長くんのもう一人の奥さま)
自分の息子、顕信の出世に関して、不満が募りに募っている明子ママ。
なんでうちの子だけ出世できないのよ~っ!!
もともと気がお強いお方であったようにお見受けしましたが、いよいよこの不満が大爆発するのではないか…と筆者はドキドキしております…。
源 明子(みなもとのあきこ)
藤原道長のもう一人の妻。父の源高明が政変で追い落とされ、幼くして後ろ盾を失った。のちに、まひろ(紫式部)の存在に鬱屈(うっくつ)がたまっていく。
光る君へ 10月一覧(38~41話)
第38話 10/6(日) まぶしき闇
第39話 10/13(日)とだえぬ絆
第40話 10/20(日) 君を置きて
第41話 10/27(日) 揺らぎ
光る君へ 11月一覧(42~45話)
第42話 11/3(日) 川辺の誓い
第43話 11/10(日) 輝きののちに
第44話 11/17(日) 望月の夜
第45話 11/24(日) はばたき
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