NHK大河ドラマ「光る君へ」ネタバレ&あらすじ第32話(8月25日放送)はこちらです!
光る君へネタバレ32話:帝の思惑
寛弘二年(1005年)三月、一条天皇と亡き定子の子の裳着の儀式が行われました。
この日、一条天皇は藤原伊周を大納言の座に座らせるよう命じました。
これによって、道長をけん制しようという一条天皇の思惑でした。
その数日後、道長は漢詩の会を開きましたが、その会のはじめに伊周は道長に丁寧に挨拶をし、見事な漢詩を披露して一同を感心させたのです。
この、道長の「敵を広い心で受け止める器の大きさ」が称賛されました。
その後、一条天皇は道長を呼び寄せてこう伝えました。
伊周を陣定(じんさだめ)に参加させるべく、皆を説き伏せるように。
陣定は参議以上と定められておりますゆえ、誰かがみまかるか退かねばありえませぬ…
道長は困ってこう答えますが、一条天皇は引きません。
道長ならば異を唱えるものを納得させられるであろう。
難しきことながら…諮ってみましょう…
道長はそう答えるしかありませんでした。
お上、過日、差し上げた物語はいかがでございましたか?
…?あぁ、忘れておった。
光る君へネタバレ32話:帝は源氏物語が気に入らなかった?
道長はまひろを訪ねていき、献上した物語は帝の好みに合わなかったと伝えました。
しかし、まひろは落胆する様子はありませんでした。
書きたいものを書こうと今は思っております。
その心をかきたてて下さった道長さまに心から感謝いたしております。
道長に物語を渡した後も、まひろはおもうがままに書き直し続けていたのです。
それがお前がお前であるための道か…
かつて道長が倫子を妻にするとまひろに告げた際もまひろはこのように言っていました。
私は私らしく、自分が生まれてきた意味を探してまいります。
その後、道長が娘の彰子を訪ねていくと一条天皇が現れました。
道長が去ろうとすると帝に話しかけられます。
読んだぞ。
あれは朕へのあてつけか?
「あれ」というのは、まひろの書いた物語のことです。
あれを書いたのは誰なのだ
はい、藤原為時の娘にございます
実は一条天皇は感心していたのでした。
物語の中には、唐の故事や仏の教えがさりげなく取り入れられていたことから、まひろの博学ぶりに感心していたのです。
一条天皇はかつて定子からききょうの友としてまひろを紹介されていました。
続きを読んだうえで、またまひろに会いたい
帝はこのようにおっしゃりました。
光る君へネタバレ32話:彰子の女房に
道長はまひろを訪ねました。
彰子の女房にならないか
道長はまひろにこう提案します。
そうなれば、まひろに興味を持つ一条天皇が藤壺を訪れるきっかけになると考えたからです。
まひろはこのことを父、為時に相談します。
一条天皇に見込まれて藤壺にあがるのは名誉なことではないか
父は喜びます。
まひろは道長から娘の賢子を連れてきても良いと言われていましたが、賢子は為時に預けて藤壺へ上がることに決めます。
光る君へネタバレ32話:安倍晴明の死
寛弘二年(1005年)九月二十六日、道長のもとに安倍晴明が危篤だという知らせが入りました。
慌てて道長が駆けつけると、安倍晴明はこう言います。
自分は今夜死にます。
そしてこう続けます。
ようやく光を手に入れられましたな。
これで中宮様も盤石でございます。
いずれあなた様の家からは、帝も皇后も関白も出られましょう。
そしてこうも忠告をします。
ただし、光が強ければ闇も深くなりますぞ
そしてこの日の晩、自分自身の予言通り、安倍晴明は世を去りました。
光る君へネタバレ32話:皆既月食と放火
伊周を再び陣定に召す
一条天皇のこの宣言のあった二日後、まひろは彰子に挨拶を済ませてから、赤染衛門に内裏を案内してもらいました。
女房として出仕するのは翌月からと決まっていたので、この日は案内を受けるのみです。
赤染衛門によると、彰子が幼いころから使えているがあまりにも奥ゆかし過ぎて人柄がつかめないそう…。
この日の晩、皆既月食が起こり、さらに内裏から火の手も上がりました。
内裏の誰かがわたしの陣定への復帰に不満を持ち、放火したのでございましょう!
伊周は一条天皇にこう続けます。
火をつけるなぞ、お上のお命を危うくするのみ。
そういうものをお信じになってはなりませぬ。
お上にとって、信ずるに足るものは、私だけにございます!
光る君へネタバレ32話:まひろ内裏へ出仕
十二月二十九日、為時の屋敷では家族一同が内裏へ出仕するまひろを見送りました。
帝にお認め頂き、中宮様にお仕えするお前は我が家の誇りである。
素晴らしい物語を書き、帝と中宮様のお役に立てるよう祈っておる。
精いっぱい努めてまいります!
お前がおなごであってよかった
父の為時は、まひろが幼いころから”男子であれば”と言っていました。
まひろは父のこの言葉に強く胸をうたれました。
一方、内裏では
物語を書く務めの女房
という前代未聞の存在であるまひろの噂が広まっていました。
物語なら家で書けばいいのにね
女房になるならしっかり働いてもらいましょう!
他の女房達はそうささやき合って、まひろをじろじろと値踏みするような視線を向けました。
ずらりと並んだ女房たちにまひろが挨拶をすると、藤壺には冷めた空気が流れました…。
光る君へネタバレ32話:次話の33話
「光る君へ」主人公のまひろ(紫式部)です~
今後の物語の展開も楽しみ!
第33話のネタバレ・あらすじも是非読んでくださいね
光る君へネタバレ33話はこちら
光る君へネタバレ33話(9月1日放送)吹き出しあらすじ最終回まで!