NHK大河ドラマ「光る君へ」ネタバレ&あらすじ第30話(8月4日放送)はこちらです!
※2024年8月11日(日)はパリオリンピック放送によるお休みのため、8月4日の次は8月18日放送です!
光る君へネタバレ30話:干ばつと雨乞い
まひろが夫の宣孝を失ってから3年の月日が経った寛弘元年(1004)年、都を干ばつが襲いました。
まひろの屋敷でも井戸が枯れてしまいます。
朕(ちん)が雨ごいをしよう
帝が雨ごいをするのは二百年ぶりのことでしたが、全く成果はありません。
道長は既に隠居生活を送っている安倍晴明のもとに出向き、なんとか雨ごいをしてもらうように頭を下げに行きます。
何を下さいますか。
私だけがこの身をささげるのではなく、左大臣様も何かを差し出して下さらねば嫌でございます。
安倍晴明のこの言葉に道長は答えます。
…私の寿命、十年をやろう。
安倍晴明は答えます。
それならば、お受けいたします…
安倍晴明は夜を徹し、命がけの気迫で祈り続けました。
すると、朝になってなんと恵みの雨が降り出し、都の人々は換気に包まれたのです。
光る君へネタバレ30話:まひろの「カササギ語り」
このころ、藤原公任の屋敷の四条宮では、月に一度和歌を学ぶ会が開催されていました。
まひろはその指導役となっていました。
そこへ華やかで色香のある女性がやってきました。
先生(まひろ)は歌を詠むとき、そんな難しいことをお考えなんですかぁ?
私は思ったことをそのまま歌にしているだけなんですけれど
この女性の名前は、あかね、のちの和泉式部です。
夫がいる身で東宮の弟の為尊親王と恋に落ち、為尊親王の死後はその弟の敦道親王と熱愛中という恋多き女性です。
そのあかねは、敦道親王からもらった「枕草子」を万洋に見せます。
宮中ではやっているけれど、わたしはそれほど面白いとは思わなかったわ~
あかねは続けます。
先生(まひろ)の「カササギ語り」の方がはるかにおもしろうございますよ
このころ、まひろは「カササギが人間の世界で見聞きした出来事を語る」という設定の物語を作って、女房たちに利かせていたのです。
ちょうどこの日も、「カササギ語り」を聞きたいと女房達にせがまれていたところで、まひろは嬉しく思いました。
光る君へネタバレ30話:枕草子を読む帝
一条天皇は藤原伊周から受け取った「枕草子」を何度も読み返して、亡き妻の定子を思い続けていました。
生まれ変わって再び定子に出会い、心から定子のために生きたい…
伊周はそんな帝の言葉に応えます。
「枕草子」をお読みくださり、どうぞ華やかで楽しかった日々のことだけをお思いくださいませ。
笑顔のお上を定子さまはご覧になりたいに違いございませぬ。
一条天皇も答えます。
そうであるな…
光る君へネタバレ30話:娘を気に掛ける倫子
このころ、道長の長女の藤原彰子は十七歳になり、藤壺で亡き定子の子の敦康親王と暮らしています。
敦康…
一条天皇は敦康に会うために藤壺をたずねていくものの、彰子を機にかける様子はなく、彰子のほうも自ら帝に話しかける様子もありませんでした。
彰子の母であり道長の妻の倫子はそんな娘が不憫でなりません。
なにゆえ帝は中宮さま(彰子)を見て下さらないの?
中宮様が何をしたっていうの…
悩んだ末、倫子は大胆な行動に出るのです。一条天皇と会う機会を得ました。
中宮への数々の心遣い、ありがたく思っている
もったいないお言葉、痛み入ります。
そのようなお言葉を、どうか中宮様におかけくださいませ
幼き娘を手放し、お上にささげまいらせた母の、ただ一つの願いにございます…!
同席していた道長は大胆な倫子に驚きましたが、倫子は構わず続けます。
出過ぎたことと承知の上で申し上げます。
どうかお上から、中宮様のお目の向く先へお入りくださいませ。
母の命を懸けたお願いにございます。
そのようなことで、命を懸けずともよい。
そなたの気持ちはよう分かった。
道長はこの後、妻の倫子を叱りますが倫子はこう言い捨ててその場を去ります。
殿はいつも、私の気持ちはお分かりになりませぬゆえ
その時、道長はまひろから言われた言葉がよぎります。
偉くおなりになって、人の心を読めるようになられたのですね。
光る君へネタバレ30話:枕草子を超える物語
道長は安倍晴明を訪ねていき、対応を相談しました。
いま、あなた様のお心の中に浮かんでいる人に会いにお行きなさいませ。
それこそが、あなた様を照らす光にございます。
道長は公任たちを呼んで相談した。
なんとか一条天皇の目を彰子に向ける方法はないものか…
すると、書物が好きな一条天皇のために「枕草子」を超える面白い読み物を用意してはどうかと提案を受けます。
また、和歌の会におもしろい物語を書く者、為時の娘だ、と言います。
これは、まひろのことです。
光る君へネタバレ30話:燃えるカササギ語りと道長
そのころまひろは娘の賢子に文字の書き方を教えていました。
よいよい、あっちで遊んでおいで。
母上(まひろ)には、じぃが詫びておくゆえ
為時は賢子を溺愛し、甘やかしていますが、まひろは賢子に教養を身につ得て自分に来方を自分で選べるようになってほしいと願っています。
ある日、まひろが「カササギ語り」を書き綴ってると、
おはじきで遊びたーい
と賢子がまひろのもとへやってきます。
今はちょっと忙しいの。許してね
遊んでもらえなかったことに腹を立てた賢子は、こともあろうか「カササギ語り」の1ページを取って、そこへ火をつけたのです。
うわぁぁぁ
まひろは、逃げる賢子と燃え上がる炎を見て驚き、慌てて消します。
思い通りにならないからといって、火をつけるなぞ、とんでもないことです。
人のやることではありませんよ
懸命に書き綴った物語をすべて娘に燃やされたその事実に、まひろは打ちのめされました。
翌日、為時は賢子を連れて加茂神社に行くこととしました。
行ってくるぞ。さぁ、賢子おいで
うん
屋敷にまひろを一人残して存分に書かせてあげようという父の心使いだったのです。
まひろが一人屋敷に残っていると、門の方に身分を返送した道長の姿が現れました。
道長さま…
まひろ…
光る君へネタバレ30話:次話の31話
「光る君へ」主人公のまひろ(紫式部)です~
今後の物語の展開も楽しみ!
第32話ではついに源氏物語誕生!?
31話のネタバレ・あらすじも是非読んでくださいね~っ
光る君へネタバレ31話はこちら
光る君へネタバレ31話(8月18日放送)吹き出しあらすじ最終回まで!