NHK朝ドラ「あんぱん」
第55話 （2025年6月13日(金)放送）
屋村(パン食人)あんぱん第55話あらすじを
分かりやすい吹き出しで読んでいくぜ！
朝ドラあんぱん第55話のネタバレ＆あらすじを読みやすい吹き出し形式で記載します！
【あんぱん第55話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説：八木と嵩
嵩は小倉連隊の兵営に戻り、力なく下土官室に入りました。
魂が抜けたような嵩を見て、八木がぶっきらぼうに尋ねます。
…弟には会えたのか
嵩(たかし)は？はぁ…弟は海軍士官になっておりました
出撃前の面会だったんじゃないのか
嵩(たかし)そのとおりであります
八木と嵩のやり取りを見て、神野は呆れ顔で八木に突っ込みます。
お前は本当にこの男をよく分かっとるな
嵩(たかし)......あの、失礼ながら、班長殿と上等兵はどういう？
死々、同年兵だ
嵩(たかし).......そうでありましたか
嵩は、初めて謎が解けたような気がしました。
八木は試験を拒絶するので階級が上がらないだけで、立場こそ上等兵でしたが、入隊したのはかなり前ということになります。
八木が皆から一目置かれているのは、そういう理由によるものだったのです。
【あんぱん第55話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説：宴会
千尋が出撃してから、ひと月が経ち、いよいよ嵩の部隊も出動の時が来ました。
出発を翌日に控えた夜、班員たちは車座になって酒を飲んでいました。
いよいよ明日は出陣だ！もっとたらふく飲め！
神野が豪快に音頭を取り、兵たちは酒をあおります。
酔いが回り、皆が盛り上がる中、八木は隅のほうで物思いに耽っていました。
そして黙って席を立つと、部屋をあとにしたのです。
【あんぱん第55話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説：敵も味方も
嵩が八木のあとをつけていくと、八木は兵舎の裏で星を眺めていました。
嵩(たかし)ここにおられたんですか
バカ騒ぎは、性に合わん
嵩(たかし)…兵隊って悲しいですね。自分たちがどこの戦地に行くのかも、教えてもらえないなんて日本の戦況は、どうなんでしょうか
危ないな
嵩(たかし)あっさり言うんですね…
嵩は八木の隣に座り、スケッチブックと鈴筆を出して絵を描き始めました。
嵩(たかし)明日をも知れぬ命なのに、みんなよく酒飲んで騒いでいられますね
.....だから騒いでるんだ。そうでもしないと、不安に押しつぶされてしまうから…みんな死に笑って、恐怖に打ち勝とうとしている。お前はどうなんだ
嵩(たかし)自分は…こうして絵を描いていると、心が落ち着きます
夏の静かな夜空に、兵舎から聞こえてくる軍歌が響いています。
嵩(たかし)戦友殿…色々ありがとうございます
お前なんぞに礼を言われる筋合いはない
嵩(たかし)いいえ…自分のような者が軍隊でへこたれずにやってこられたのは、戦友殿のおかげであります。入隊したての頃、『軍人勅諭』を必ず覚えるよう、ご指導くださいました。おかげで中隊長殿にも目をかけていただけました
井伏鱒二の詩集のせいだ
嵩(たかし)戦友殿も、井伏鱒二の詩、お好きなんですか？
ああ…あの時から、同じ匂いを感じた。ただ、勘違いするな。俺は、お前の戦友として当たり前のことをした、それだけだ
嵩(たかし)これまでのお礼です。受け取ってください
嵩は描き上げた絵を八木に渡した。スケッチには、星を見上げる八木の横顔が描かれている。
柳井…お前は俺と違って弱い。弱い者が軍隊でやっていくには、要領を覚え、進級して力をつけるしかない。だが、戦場では、その伍長の階級なんか、お前を守ってはくれん。弱い者から死んでいく
嵩(たかし).....つまり、自分のような者は生き残れないと？自分は、どうしても生きて帰りたいんです
みんなそうだ。敵も味方も
【あんぱん第55話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説：次回放送
次回のあんぱんネタバレ第55話はこちら
【あんぱん56話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説！6月16日放送(2025年朝ドラ)
【あんぱん】ネタバレとあらすじ(吹き出し)一覧
第１１週 軍隊は大きらい、だけど
51話 6/9(月) 八木さん
52話 6/10(火) 試験を受けることに
53話 6/11(水) 試験の合格
54話 6/12(木) 千尋の告白
55話 6/13(金) 八木の横顔の絵
第１２週 逆転しない正義
あんぱん第55話：筆者の見解
屋村(パン食人)いえ～ぃ
放送後に記載していきまーす！
