こちらの記事では、【虎に翼】タッキー(多岐川幸四郎)のモデル宇田川潤四郎とは?役は滝藤賢一(朝ドラ)と題して、
虎に翼の物語の中で主人公寅子と共に重要な役割を果たしていくタッキーこと多岐川幸四郎のモデルとなった実在の人物、宇田川潤四郎はどのような人物?について記載していきたいと思います。
また、タッキーこと多岐川幸四郎役を演じる滝藤賢一さんについても記載していきたいと思います。
【虎に翼】タッキー(多岐川幸四郎)のモデル宇田川潤四郎について【画像】
宇田川潤四郎プロフィール
宇田川潤四郎さんは、最高裁判所の初代家庭局長で「家庭裁判所の父」と呼ばれました。
早稲田大学卒業後、高等文官試験司法科に合格し裁判官となりました。
とても優秀な方であることが分かりますね!
戦争中は満州に赴任されています。
その戦争で子供を亡くし、さらに、妻にも先立たれています。
終戦後、日本へ帰国して多くの浮浪児を目の当たりにして衝撃を受けた宇田川潤四郎さんは、非行防止のボランティアを進めます。
ご自身のお子さんを無くしていることもあり、戦争孤児たちの存在を見て見ぬ振りが出来なかったことが想定されます。
最高裁判所家庭局の初代家庭局長に就任
昭和24年1月1日付で発足した最高裁判所家庭局の初代家庭局長に就任した宇田川潤四郎は前任地の京都(京都少年審判所所長)から上京してすぐに「殿様判事」こと内藤頼博(ライアンのモデル)の元に通っています。
太平洋戦争が始まる前の1940(昭和15)年にアメリカ ニューヨークの家庭裁判所を視察した内藤頼博(ライアンのモデル)氏。
家庭裁判所をどう整備するかという点は、この内藤氏(ライアンのモデル)の考えに頼るべきだと考えたからです。
【虎に翼】ライアン(久藤頼安)のモデル内藤頼博とは?なぜライアンとサディ?役は沢村一樹(朝ドラ)の記事はこちら!
宇田川(タッキーのモデル)と内藤(ライアンのモデル)は仲良し
当時、宇田川の住居は川崎にあり、たびたび内藤を川崎の自宅に招待していたと言われています。
宇田川の長男は、父である宇田川と内藤が、酒を飲みながら目を輝かせて話していた姿を目にしていたと言います。
お酒を飲みながら日本の家庭裁判所のあり方を語り合う二人。
二人は良き同士であったことが伺えるエピソードですね!
家庭裁判所の活動方針「家裁の五性格」を発表
このような経緯を経て、宇田川氏は日本における家裁のあるべき姿を表した「家裁の五性格(家庭裁判所に必要な五大基本性格)」を発表します。
家裁の五性格には以下の5つが掲げられています。
家庭裁判所の独立的性格
家庭裁判所の民主的性格
家庭裁判所の科学的性格
家庭裁判所の教育的性格
家庭裁判所の社会的性格
宇田川(タッキーのモデル)の最期
寅子のモデルとなった嘉子さんも、当時のことを以下のように語っています。
事務官も雇いもみんな気分としては対等でしたね
宇田川氏のオープンで気さくで、多様な議論を歓迎する性格により、家庭局は風通しの良い自由な雰囲気であったことがうかがえます。
まさに理想の上司!と言えそうな宇田川氏です。
そんな宇田川氏ですが、大腸がんを患い病床に伏してしまわれます。
その際、お見舞いに訪れた嘉子さんの手を握りながら
どうか後のことをよろしく頼む
と伝え、少年法の改正や家庭裁判所の将来などを嘉子さんに託し、そしてこの言葉が遺言となったとのことです。
享年63歳でした。
【虎に翼】タッキー(多岐川幸四郎)について
それでは次に、タッキーこと多岐川幸四郎についてみていきましょう。
多岐川 幸四郎プロフィール
多岐川 幸四郎(たきがわ こうしろう)
愛称:タッキー
役:滝藤賢一
寅子の上司となり、共に家庭裁判所の設立準備にまい進する。
かなりの変わり者で、寅子をあきれさせるが、家裁への情熱は誰にも負けない。
タッキー(多岐川幸四郎)役を演じる滝藤賢一コメント
以下は、タッキーこと多岐川幸四郎役を演じる滝藤賢一さんの公式コメントです。
4度目の“朝ドラ”です。なんて幸せな俳優人生なんだと感謝の気持ちでいっぱいです。“朝ドラ”ほど長い期間、役を共にすることはないですし、撮影期間も長い長い道のりになるので、気負わずのんびり大切に、スタッフの皆様、共演者の方々に助けていただきながら楽しみたいと思っております!
途中からの参加になりますので、皆様お手柔らかにお願いいたします。<NHK>
【虎に翼】なぜタッキー?
ライアン(久藤頼安)が命名したタッキーという愛称。
これはもちろん名前が「多岐川(たきがわ)」だからですね!
ライアンは他にも、寅子をサディ、小橋をハーシー(よねさんに股間キックされた人)、ホーナーをホーナー(これはそのままですね)と呼んでいます。
【虎に翼】ホーナーのモデルは?GHQの外国人(米国軍人)役ブレイク・クロフォード(朝ドラ) | の記事はこちら
【虎に翼】小橋役の名村辰!発芽玄米やハーシーが別名!股間キック(朝ドラキャスト)の記事はこちら
【虎に翼】タッキー(多岐川幸四郎)役の滝藤賢一について
それでは次に、タッキーこと多岐川幸四郎役を演じている滝藤賢一さんについてご紹介いたします。
滝藤賢一プロフィール
本名:滝藤 賢一(たきとう けんいち)
生年月日:1976年11月2日(47歳)
出生地:愛知県名古屋市名東区
身長:177 cm
血液型:O型
職業:俳優
ジャンル 映画、テレビドラマ、舞台
活動期間 1998年~
滝藤賢一さんといえば、2022年ごろまでは、6人家族で2LDKに住んでいたことで有名な俳優さんです。
さらに、最初のお子さんがが生まれるまでご夫婦で住まわれていたのは1LDKだったということです!
超売れっ子の俳優さんですのに、最近まで6人家族で2LDKに住んでいたというのは何とも親近感がわいてしまいますね!
主なテレビドラマ出演作品
『外事警察』
『龍馬伝』
『梅ちゃん先生』
『半沢直樹』
『俺のダンディズム』
『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』
『半分、青い。』
『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』
『探偵が早すぎる』シリーズ
『コタキ兄弟と四苦八苦』
『君と世界が終わる日に』
『警視庁ひきこもり係』
テレビドラマ『半沢直樹』(2013年)ではストレスでどんどん心が黒く病んでしまう近藤直弼役は名演でした。
その演技(近藤直弼 役)で第68回日本放送映画藝術大賞の優秀助演男優賞を受賞されています!
主な映画出演作品
『クライマーズ・ハイ』
『ゴールデンスランバー』
『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』
『64-ロクヨン-』
『SCOOP!』
『孤狼の血』
『ひみつのなっちゃん。』
【虎に翼】タッキー(多岐川幸四郎)のモデル宇田川潤四郎とは?役は滝藤賢一(朝ドラ)まとめ
こちらの記事では【虎に翼】タッキー(多岐川幸四郎)のモデル宇田川潤四郎とは?役は滝藤賢一(朝ドラ)と題して
虎に翼の物語の中で主人公寅子と共に重要な役割を果たしていくタッキーこと多岐川幸四郎のモデルとなった実在の人物、宇田川潤四郎はどのような人物?について記載してまいりました。
また、タッキーこと多岐川幸四郎役を演じる滝藤賢一さんの、今後の活躍も楽しみですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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