虎に翼の25週124話のネタバレとあらすじはこちらです!
朋一さんの涙
寅子の胸の中には、美佐江さんを救えなかったことが心残りとなっていました。
先生…
そんな美佐江にうり二つの女の子から突然声をかけられるのです。
佐田先生ですか?
それは、美佐江の娘の美雪でした。
一方、涼子さんが無事に司法試験に合格します。
星家では、朋一さんが窮地に立たされていました。
不当な移動を命じられてから、仲間も、妻でさえも朋一さんのもとを去ってしまったのです。
もう…辞めてもいいかな…
虎に翼ネタバレ25週吹き出し:美佐江の娘
ある日、家裁の廊下を歩いていると、ある女性から声をかけられました。
佐田先生ではないですか?
その声に驚き振り返った寅子は、その姿を見てさらに驚きます。
もしかして、美佐江さん…!?
しかし、寅子の知ってる美佐江であれば、年齢が明らかに異なります。
…なぜ、私のことを知っているの…?
寅子の問いかけに、彼女は落ち着いた様子で答えます。
だって先生は、有名な裁判官ではないですか
寅子は、美雪がいなくなった後も汗と動悸が止まりません…。
虎に翼ネタバレ25週吹き出し:良い「出がらし」になろう
その晩、航一さんに、美佐江の娘の美雪に会ったことを相談します。
資料では母方の祖母と暮らしてるってことになっているんだけど…。
苗字が違うから空似かもしれないわ…。
気を抜くと後悔ばかりを思い出してしまうけど、今度こそはね…なるべく前を向こうと思って…!
航一さんは静かに寅子の話を聞いています。
お互いに良い仕事をして、良い「出がらし」にならないとね。
「出がらし」とはかつて、航一さんの父が晩年に自分自身を表現して言った言葉でした。
美雪の審判は、事情をしっかりと話したことが考慮され、不処分になりました。
しかし、寅子にとっては、相変わらず美佐江の疑問が残り続けたままでした。
虎に翼ネタバレ25週吹き出し:合格した涼子さま
その冬、涼子さまは司法試験に晴れて無事合格します。
そのお祝いがささやかに行われます。
涼子さまが玉と離れることは、新潟に行って以来はじめてのことでした。
実は…玉と離れるのは、新潟に住んでからは、初めてのことなの。
寅子は答えます。
大切な相手だからこそ、離れることも大事よね…。
それで、涼子さんは裁判官になるの?
それとも弁護士かしら?
涼子さまは少し微笑んで答えます。
わたくし、司法修習を受ける気はないんですの。
それを聞いたよねさんが思わず叫びます。
は?!
ならなぜ司法試験を受けたんだ?!
私なりの「股間の蹴り方」ね。
この先、弁護士になるもならないも、私の手の中にある状態にしておきたかったの。
これからは、司法試験を目指す人に法律を教えていきたいの。
そしてその夜は、3人で楽しく涼子さまの合格のお祝いをしました。
虎に翼ネタバレ25週吹き出し:美位子への励まし
翌朝、よねさんは美位子に言います。
お前に起きたことは、はらわたが煮えくり返るほどクソだ…!
それは、お前の親父が、この世界が、法律がクソなだけだ。
お前が不幸でも可哀そうでも、弱いわけでも決してない!
美位子は、よねさんの言葉を聞いて「何回クソって言うんですか?笑」と返します。
そしてこれは、よねさんなりの美位子への励ましの言葉だということも、美位子はしっかりと理解していました。
虎に翼ネタバレ25週吹き出し:朋一の涙
翌朝、寅子が起きると朋一さんが青ざめた表情で起きてきました。
お父さん、寅子さん…。僕、裁判官辞めてもいいかな?
真紀に離婚してほしいっていわれて…。
僕、家裁で頑張れるって思ってた…。これぐらいで負けてたまるかって。
思いつめた表情の朋一さんは続けます。
仲間は去って、妻も理解してくれない…。
僕は司法の場をより良くしたかっただけなんだ。
だけど、もう何のために頑張るのか、分からなくなっちゃって…
ごめんなさい…!!
そんな朋一さんをぐっと支えて、航一さんが言います。
お前は…お前は悪くない…!
航一さんは、そう言って泣き崩れる朋一さんの背中をさすり続けるのです。
虎に翼ネタバレ25週吹き出し:次話【第125話】
注目の第125話はこちら!
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最終話まであと少し…
ますます目が離せない虎に翼です!
虎に翼第25週のネタバレ吹き出し・あらすじ一覧
121話 9/16 (月) 朋一の移動
122話 9/17 (火) ありふれた悲劇
123話 9/18 (水) 少年法改正の意見
124話 9/19 (木) 朋一さんの涙
125話 9/20 (金) 美佐江のその後
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