虎に翼の25週122話のネタバレとあらすじはこちらです!
強引な法改正?
寅子が法制審議会少年法部会の委員に任命されました。
部会では、初めから法改正は決まったものとして結論ありきの議論が行われていました。
そんな部会のあり方に寅子はいら立ちを隠せませんでした。
だって私…多岐川さんと約束したんですもの…
法改正が強引に進められようとする中、寅子が思い出すのは多岐川さんの存在でした。
桂場さんもまた、思い出すのは多岐川さんのことでした。
一方、航一はよねさんと轟さんの事務所を訪問します。
美位子の事件について二人に意見を求める為でした。
虎に翼ネタバレ25週吹き出し:直明一家のお引っ越し
寅子は、猪爪家を訪れました。
その日は、直明一家が猪爪家を出て近所に住み始めるのでささやかなお祝いをする日でした。
直正も中学生になるし、猪爪家を出る良い機会かなと思ったんだ。
独立する…これで、自分の中の戦後がやっと終わった感じがするよ。
直明は、戦時中、家族と離れ離れで暮らしたことがトラウマとなっていて、結婚後も猪爪家で同居することを強く望んでいたのでした。
花江ちゃんも嬉しそうにしています。
花江のおかげで、みんなが全力で仕事に取り組めているのよ。
さすがだわ花江!
それが私の幸せなだけよ?
それにね、最近は優未も手伝ってくれるしね。
大学院を中退した優未は、航一さんから譲り受けた麻雀好きを生かして、雀荘でのアルバイトを始めていました。
また、並行して笹竹でもアルバイトしながら猪爪家の家事も手伝っていました。
虎に翼ネタバレ25週吹き出し:変わってしまった桂場さん
翌日寅子は、朋一をはじめとした若手裁判官たちの、異例の異動について質問するために長官室を訪れます。
桂場さん…。
この移動は、桂場さんの知らないところで行われたことなんですよね…?
寅子は桂場さんに正面から質問をします。
違う、全て俺が指示をした。
驚きを隠せない寅子を前に、桂場さんは続けます。
今、司法の独立は危機に瀕してる。
政治家たちが汚い足で司法の場に踏み込もうとしている。
いずれにしても、彼らはやり玉にあげられ痛い目をみることになっていた。
寅子は怒りを抑えられません。
未来ある若者をみせしめのように切り捨てたってことですよね…。
桂場さんは、長官として巌だったんじゃないのですか!?
「穂高イズム」はどこにいったんですか!?
そんなものをもって、ここには立ってられない。
司法の独立を守り、公害被害にあっている人たちの命を救う使命がある。
君に何を言われようが、一切関係のないことだ。
出ていけ!二度と用もないのに来るな!
わかりました…。
お忙しいところお時間いただきありがとうございました…
寅子の心はひどく痛みました。
桂場さんへの感情は、怒りよりも、むしろ悲しみの方が強かったのです。
虎に翼ネタバレ25週吹き出し:心を痛めている暇はない!
昭和46年、朋一が不可解な移動命令により東京家庭裁判所に着任したちょうどその頃、よねさんと轟さんの事務所に驚きの人物が訪ねてきます。
その人物は、航一さんでした。
航一さんは尊属殺人の上告趣意書を受け取りにやってきたのです。
凶悪事件は山ほど見てきたはずですが…
この事件に関しては……
ショックを受けて言葉を失う航一さんに、よねさんが口を開きます。
心を痛めてる暇なんてない…。
美位子の母親は、美位子が10代の時に家を出た。
それまで、母親が受けていた仕打ちをすべて美位子が受けるようになっただけだ。
よねさんは続けます。
おぞましく人の所業と言えるような事件ではないが、決して珍しいものでもない。
ありふれた悲劇だ…。
私は、世の中を少しでもマシにしたい。
だから、心を痛めている暇はない。
よねさんの言葉を静かに聞いていた航一さんも頷きます。
なるほど。
確かに、そんな暇はないですね。
…お会いできてよかった!
航一さんがそう言うと、よねさんと轟さんもまた大きく頷くのでした。
虎に翼ネタバレ25週吹き出し:次話【第123話】
注目の第122話はこちら!
虎に翼ネタバレ25週吹き出し!第123話あらすじ(9月18日)最終回まで【朝ドラ】2024
最終話まであと少し…
ますます目が離せない虎に翼です!
虎に翼第25週のネタバレ吹き出し・あらすじ一覧
121話 9/16 (月) 朋一の移動
122話 9/17 (火) ありふれた悲劇
123話 9/18 (水) 少年法改正の意見
124話 9/19 (木) 朋一さんの涙
125話 9/20 (金) 美佐江のその後
NHK 連続テレビ小説『虎に翼』心に響く名言ブックはこちら!