NHK大河ドラマ「光る君へ」ネタバレ&あらすじ第31話(8月18日放送)はこちらです!
※2024年8月11日(日)はパリオリンピック放送によるお休みのため、8月4日の次は8月18日放送です!
光る君へネタバレ31話:道長の頼み
まひろは、父為時と娘賢子の留守中に、突然訪ねてきた道長を屋敷に招き入れました。
まひろ、頼みがあって参った。
評判となっている「カササギ語り」を読ませてほしいのだ
道長は続けます。
面白ければぜひとも写本を作って、中宮の彰子(自分の娘)に献上したいのだ。。
「カササギ語り」は燃えてしまって、もうないのでございます。
燭を倒してしまいまして…。
ならば、もう一度思い出して書いてほしい。
いえ…そのつもりはありませぬ…
まひろは続けます。
燃えたということは、残すほどのものではなかったのだと思いますので
ならば、中宮様のために新しい物語を書いてくれぬか。
帝のお渡りもお召もなく、寂しく暮らしておられる中宮様をお慰めしたいのだ。。
でも…そう簡単に新しいものを書けるものではありません…
どうか、考えてみてほしい…
道長はそう言い残して帰っていきました。
光る君へネタバレ31話:妻と妾と道長
道長の正妻の子、頼通は元服の際、正五位下の位を得ました。
それを知った源明子(道長のもう一人の妻)は自分の子にも負けないくらいの高い位を与えてほしいと道長に言います。
私は醍醐天皇の孫、北の方は宇多天皇の御ひ孫。
北の方様と私はただの妻と妾とは違うことは、殿もおわかりでしょう
倫子の家には世話になった。
土御門殿には材もある。
それがどれだけ私を後押ししてくれたか分からぬ
私には血筋以外に何もないと仰せなのでございますか怒
不満をあらわにする明子に道長はいさめます。
内裏で子同士が競い合うようなことがあってはならないのだ。
明子が競う様子を見せれば、息子たちも同じ気持ちになる。
気を付けろよ
道長は倫子とも明子ともすれ違い、安らぎを得ることが出来ずに、内裏に泊まる日が多くなっていたのでした。
光る君へネタバレ31話:あかねから得た着想
四条宮で和歌を学ぶ会の後、妖艶な女性のあかねに、まひろは「枕草子」の感想を尋ねてみました。
「枕草子」にはなまめかしさがないから、惹かれないのよね…
あかねはこのように答えます。
気が利いてはいるんだけれど、人肌のぬくもりがないでしょ?
だから胸に食い込んでこないのよ…
そういって、あかねはまひろに歌をきかせました。
「黒髪の 乱れも知らず うち伏せば
まづ掻きやりし 人ぞ恋しき」
すごい…
この歌に、まひろは感じ入りました。
そしてこの日、まひろはあかねから「枕草子」の写本を借りて帰りました。
ききょうはききょうらしい「枕草子」を書き
あかねはあかねらしい歌を詠んでいます。
それならば自分も自分らしい物語を書こう!
まひろはついに心を決め、道長に文を出します。
中宮・彰子さまのための物語を書くのにふさわしい良質な紙を手配してほしい。
光る君へネタバレ31話:美しい紙と物語
道長は百舌彦たちを引き連れて、為時の屋敷まで紙を届けに来ました。
これは、大量の越前の紙です。
これは私が以前、越前の美しい紙に歌や物語を書いてみたいと言ってたことを道長さまが覚えていて下さったのだわ…
まひろは高価で貴重な紙を届けてくれた道長にお礼を言います。
ありがとうございます!
面白い物語が書けるように精一杯努めます!
彰子さまが喜ぶような物語を、とまひろは知恵を絞ってなんとか物語を描き上げました。
道長に知らせると、さっそくやってきて物語を読みます。
飽きずに楽しく読めたぞ
そう感想を述べる道長でしたが、まひろは不満げです。
お笑いくださる道長さまを拝見していて、何か違う気がいたしました…
何を言っておるのか分からぬ。
これで十分面白い。明るくて良い。
中宮様もそうお思いになるでしょうか…
まひろの問いかけに言葉を濁す道長を見て、まひろは道長が嘘をついていると察しました。
「中宮様」と申し上げると、目がうつろになります。
お前にはかなわぬな。
これは帝に献上したいと思っておった。
それを聞いたまひろは驚きます。
「枕草子」を超える書物を献上することで、一条天皇を亡き定子の呪縛から解き放ちたいのだ…
道長はまひろにこう打ち明けました。
しかし、それを申せばお前は、私を政の道具にするのか、と怒ったであろう?ゆえに偽りを申した。すまなかった…
それならば、別の物語を書きましょう
光る君へネタバレ31話:帝への物語
一条天皇のことを教えて
一条天皇への物語を書くと知ったまひろは、道長にこう頼みます。
かつて代筆の仕事をしていたころに、相手をよく知らなければよい歌は詠めない、ということを身をもって知っていたからです。
道長から話を聞いたまひろは思います。
一条天皇は亡き定子さまにとらわれ続けているなんて…
帝もまた人であるのね…
心がだめだと叫んでいても、体は執着してしまう。
道長さまのご存知のないところで帝もお苦しみだったと思います…。
それを表に出されないのも、人ゆえか…
女も人ですのよ
まひろはかつて、藤原公任がまひろを非難した時の話をしました。
打鞠の試合の後の、あの雨の日の出来事です。
身分の低い女はだめだ、まひろは地味でつまらない、と言われたが、いまではまひろは公任の屋敷で働いているのです。
許すことができぬのも人。
あきらめたり許したりできるのも人だからでございましょう
人とは難しきものだな…
人とは何なのでございましょうか……
こうして二人は日が暮れるまで話し続けました。
話の中で道長は自分の一家の闇についても打ち明けるのです。
我が家は下の下だ。。あきれたであろう…
人は心に闇を抱えております。
私も闇の中で道に迷いながら今日まで生きてまいりました。
そしてこの日は美しい満月でした。
まひろはふとつぶやきます。
人はなぜ月を見るのでしょう…
誰かが、今みている月を、一緒に見ていると願いながら
俺は月を見上げてきた。
皆、そういう思いで月を見上げるのではないかな…
道長は、いまにもまひろへの思いがあふれだしそうになりましたが、その想いをこらえて帰っていきました。
光る君へネタバレ31話:源氏物語誕生
道長が帰った後、まひろは再び物語の執筆に集中して取り組みました。
昼夜を問わず施行を巡らせて書き上げました。
これでだめならこの仕事はここまでにございます。
どうか帝に奉ってくださいませ
道長ははじめ、迷いました。
出来上がった物語の内容が一条天皇の気分を損ないかねなかったからです。
しかし、最終的に道長は帝にその物語を献上します。
読んでみようか
道長が帰った後、一条天皇は物語を手に取ります。
どの帝の御代でありましたでしょうか。
女御や更衣が大勢お仕えしておられた中に、それほど高い身分ではありませんが、目立って帝のご寵愛をお受けになっているお方がいらっしゃいました。
そのように始まる物語を、一条天皇は最初は興味もあまり持たずに読み始めました。
この時代、物語は女性や子供が読むものである、という認識があったからです。
しかし、物語を読み進めていくと、そこには定子と一条天皇を思わせる人物たちの姿が描かれていました。
更衣のことになると、道理をもおなくしになって、更衣が亡くなった今は今で朝の政なども怠っておしまいになるのは、本当に困ったことです、などと異国の調停の例まで持ち出しては、人々はひそひそと話をして、嘆き合うのでした。
光る君へネタバレ31話(8月18日放送)吹き出しあらすじ最終回まで!:一覧
「光る君へ」主人公のまひろ(紫式部)です~
今後の物語の展開も楽しみ!
第32話のネタバレ・あらすじも是非読んでくださいね
次の光る君へネタバレ32話はこちら
光る君へネタバレ32話(8月25日放送)吹き出しあらすじ最終回まで!