2025年NHK大河ドラマ「べらぼう」の第26話(7月6日放送)ネタバレ＆あらすじを読みやすい吹き出し形式で記載します！
蔦重どう展開していくかな
べらぼう全話を吹き出し形式で読みやすくご紹介しています！
べらぼう26話のネタバレとあらすじを吹き出しで解説：米の不作
江戸城で勘定奉行・松本泰持が、田沼意次ら老中に、米の不作とその影響について報告をした。
浅間山噴火の灰と冷夏による不作で、今年の年貢の見込みは厳しい。
大堂島の市場では米の値がつり上がり、その影響で江戸市中でも前年の倍にまで値上がりしているという。
意次は
田沼 意次商人たちに値下げを命ぜよ
と指示を出す。
商人たちが従うとは限らず、対策を練るための時間稼ぎにしかならないだろうが、それでも急ぎの一手が必要だと意次は考えていた。
べらぼう26話のネタバレとあらすじを吹き出しで解説：つよ
日本橋の大店の主となった蔦重も、米の高騰に悩んでいた。
八人の奉公人の食事は蔦屋が賄う。
顔の広い蔦重には来客も多く、蔵の米はわずか一俵しか残っていない…。
蔦重どうしたものか…
と考えていると、白米をがつがつと食べる客の中に、ある女を見つけた。
蔦重てめぇ、今さら何しに来やがったんだ
蔦重が店の外に追い出すと、女が言い返す。
お前、おっかさんを捨てるのかい！
幼い蔦重を吉原に残し、長年姿を消していた母親のつよが、江戸に戻ってきたのだ。
追い払おうとする蔦重をていが止め、つよは店に戻った。
つよは下野で髪結いをして暮らしていたが、不作の影響で困窮し、蔦重を頼ってきたらしい。
蔦重が外出から帰ると、つよが蔦屋の座敷で客の髷を結い直していた。
勝手に商売をするなと蔦重はとがめるが、
代金はもらってないよ！
と言う。
見れば、ていが髪結い中の客に店の本を渡していた。
ていよろしければ、髪結いの間にこちらを
蔦重は即座につよの狙いを理解した。
無料で髪を結う間に本の宣伝をして、売り上げを伸ばそうというわけだ。
蔦重は早速自ら売り込みを始めた。
べらぼう26話のネタバレとあらすじを吹き出しで解説：形だけの夫婦
店の者たちの夕飯の席で、ていは蔦重に、
てい絵や本のつながりを示した「品の系図」を作ってはどうでしょう
と切り出した。
蔦重は髪結いの客に、本の作者や由来を聞かせて巧みに本を売っていた。
てい「品の系図」があれば、店の者たちも売り込みができるはずです
とていは言うのだ。
蔦重ならば、ていが作ってくれれば…
と蔦重は答える。
蔦重とていは商売のために“形だけの夫婦”であり、別々の部屋で寝起きしていた。
しかしつよが押しかけてきたのでていは自分の部屋を譲り、蔦重と同じ部屋で寝るようになった。
それでもまだ二人は、衝立を挟んで眠っている。
べらぼう26話のネタバレとあらすじを吹き出しで解説：米の値下げのために
米の高値に悩む蔦重は、駿河屋市右衛門と親しい札差※を駿河屋でもてなす。
人気狂歌師の大田南畝も招いて札差に狂歌の指南をしてもらい、感澱させたうえで、米を安く買わせてもらいたいと頼むと、札差はあっさりと引き受けた。
この一件から南敵は蔦重に、
大田 南畝米の値上がりは人為的な現象ではないだろうか…
と語った。
大田 南畝米を持ってる連中が売り惜しみして、値をつり上げてってことなんじゃないか
仕入れ値で売れという町触れに従うつき米屋※はごく一部で、おおかたの店は従わない。
そのため江戸の人々は困り果てている。
蔦重米の値下げのために何かできることはねぇでしょうか…
と南敵と話すうちに蔦重は、正月に向けて景気よく狂歌集を作ろうと思い立った。
蔦重正月だ、はあめでてぇさあめでてえって歌を詠んで、ほんとにめでてぇ世にしちまおうって寸法よ。俺たちゃ米一粒作れねぇこの世の役立たずじゃねぇか！そんな俺たちにできることってな、天に向かって言霊を投げつけることだけだろ！
画もつけて黄表紙仕立てにしようと蔦重は言い、歌麿が作画に取りかかった。
べらぼう26話のネタバレとあらすじを吹き出しで解説：ひらめき
御三家の一つ、紀州徳川家の徳川治員が江戸城を訪れ、米の高騰に有効な対策を取れずにいる幕府の失策を叱責した。
足軽上がりがかような世を作り出した責めをどう負うつもりか！いつまでも紀州が支えると思うなよ！
厳しい言葉に意次は平伏する。
田沼 意次必ずや米の値を下げる策を出しますゆえ！どうかしばし！しばし！
そんな父の姿を目の当たりにした田沼意知は、蔦重を訪ね、
田沼 意知(意次の息子)どうすれば商人たちは米の値を下げるだろうか…
と尋ねた。
蔦重は作りかけの「歳旦（さいたん）狂歌集※」を見せ、
蔦重これも米の値を下げようというたくらみなのでさ
と語った。
田沼 意知(意次の息子)まぁ、次から次へよく考えつくものだ
感心する意知に、蔦重は
蔦重そうでもしねぇと生きてこられなかったのでさ…
と答える。
蔦重地本問屋内にも株仲間のような仲間がありまして、そこに認めてもらえなきゃ、市中に一切本を流してもらえねぇんです
仲間などなければ自由に商売ができるのにと憤りながら、生き残るために工夫を続けてきた。
鳥重のそんな話を聞くうちに、
田沼 意知(意次の息子)…なるほどな
意知は何かを思いつき、帰っていった。
べらぼう26話のネタバレとあらすじを吹き出しで解説：本当の夫婦
正月を前に、『歳旦狂歌集』の草稿がなんとか出来上がった。
限られた時間の中で歌麿が蔦重の要望に応えてくれたおかげで、よい出来栄えだ。
蔦重歌麿、やっぱりおめぇはすげーよ！
二人で喜び合っていると、つよが、ていの姿が見えないと知らせに来た。
ていは、苦労して作った「品の系図」と書き置きを残していた。
つたないものですが、お約束の系図、出来上がりました。皆様のご多幸と蔦屋の繁盛を心よりお祈り申し上げます。
てい
蔦重おていさん…
婚姻前に出家を考えているとていが言っていたことを思い出し、蔦重は寺に駆けつける。
するとていがいた。
階段を駆け上がって追いついた蔦重は、
蔦重同じ部屋が嫌なら自分は客用の座敷に移りまさ！
と言ったが、ていの思いは違っていた。
てい江戸一の利き者の妻は私では務まらぬと存じます。私は石頭のつまらぬ女です。母上様のような客あしらいはできず、歌さんや集まる方たちのように才があるわけでもなく
蔦重俺やおていさんのことつまんねぇなんて思ったことねぇですよ！説教めいた話はおもしれぇし、縁の下の力持ちみてぇなとこも好きでさね
蔦重は続ける。
蔦重一生誰とも添う気のなかった自分が目利きした、たった一人の女房がおていさんなのでさ！
という蔦重の言葉に、ていは涙する。
この日の晩、二人は本当の夫婦となった。
べらぼう26話のネタバレとあらすじを吹き出しで解説：田沼の対策案
意次ら老中は紀州徳川家の治貞に、米高騰への対策を提案した。
大坂、京都、駿河、そして西国の大名に蔵米を江戸に送るよう命じたので、年明けには江戸に米が入ってくる。
それを米問屋や仲買が売り惜しみしないよう、米に関わる株仲間をしばらく廃する。
商人たちが結託し、値をつり上げることをできなくするのだ。
田沼 意知(意次の息子)蔦重よ、感謝する
意知が蔦重との会話から思いついた策はこれだった。
この策により、田沼親子は難局を乗り切った。
べらぼう次回放送
次回のべらぼうネタバレ第27話はこちら
べらぼうのネタバレとあらすじ：一覧
2025年7月
【べらぼう 7月】あらすじ一覧
第26話 7/6 (日) 米高騰と本当の夫婦(仮)
第27話 7/13(日) 佐野の悲しみと怒り(仮)
第28話 7/20(日) 志は生き続ける(仮)
第29話 7/27(日) 自分にできる仇討ち(仮)
べらぼう26話：筆者の見解
見返りさん放送後に記載いたします～！
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