NHK朝ドラ「あんぱん」
第57話 (2025年6月17日(火)放送)

あんぱん第57話あらすじを
分かりやすい吹き出しで読んでいくぜ!
朝ドラあんぱん第57話のネタバレ&あらすじを読みやすい吹き出し形式で記載します!


【あんぱん第57話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:八木さん登場
審査当日の朝、嵩や健太郎は徹夜で仕上げた紙芝居を抱えて大部屋へ駆け込みました。
厳しい表情で居並ぶ島中隊長と粕谷軍曹を前に、嵩と健太郎は緊張の面持ちで直立しました。
重々しい空気が流れる中、扉から八木が遅れて現れました。
八木が島中隊長に敬礼すると、粕谷が言います。
八木上等兵は入隊以来の仲で、こういうことに関しては自分より詳しいのであります
頼むぞ
【あんぱん第57話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:緊張の紙芝居
始めるよう粕谷に命じられ、嵩と健太郎は絵の両端に立ち、一枚目をめくりました。
昔々、ある島に一人の男が住んでいました。島の暮らしは厳しく、男は隣の島に食べ物を探しに行くことにしました。男は船を漕ぎ、やがて、隣の島に到着しました。その島には、一人の男がいました。男の顔は、人相が分からないほど汚れていました。二人はやがて喧嘩を始めました。
「お前は誰だ?俺の島に勝手に入ってくるな!」
「島の人たちが飢えて死にそうなんだ!食べ物をよこせ!」
「渡すものか!この野郎!」
殴り合ううちに、二人は不思議なことに気づきました。相手の顔を殴ると、殴った自分の顔が痛くなり、相手の頭を棒で殴ると、殴った自分の頭にタンコブができるのです。
「ポカリ!痛い!」
「痛い!やったな!お返しだ!」
「イタタタタッ!」
「イタタタタッ!」
殴るたびに、やられた相手と同じところが痛むのです。二人はたまらず殴り合うのをやめ、傷だらけの顔を池の水で洗いました。そして、水面に映る顔を見て、びっくりしました。
「なんだ!お前は俺とそっくりじゃないか!」
「本当にそっくりだ!」
なんと、二人は双子でした。同じ母親から生まれ、離れ離れに育った双子だったのです。
「もう喧嘩はやめて、共に助け合って生きていかないか」
「そうだな。やっと双子の兄弟に会えたんだ」
二人は初めて微笑みました。そして、お互いの島に足りない物を分け与えることにしました。
双子の兄弟と、二つの島の人々は、いつまでも幸せに暮らしました……めでたしめでたし」
紙芝居を終え、高と健太郎は上官たちの反応をうかがいます。
【あんぱん第57話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:八木さんの助言
静まり返っている上官たちを見て、筒は自信を失い、視線を落としました。
すると、島中隊長が難しい顔をしながら首をひねります。
どうも話がボヤけとるな。やっぱり勧善懲悪のほうがいいな。鬼退治でいいじゃないか
うんうん、と上官たちが同調する中、八木が口を開きます。
お待ちください!先日も桃太郎の紙芝居で騒動が起きたのでは?また騒ぎが起きてはよろしくありません。それなら、今の話のほうがよろしくはありませんか?
少しの沈黙が流れたのち、島中隊長は腕を組みながら、ゆっくりと顔を上げました。
…やらせてみるか
島中隊長から合格が告げられ、嵩と健太郎は顔を輝かせました。
【あんぱん第57話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:上映日
日曜日、いよいよ紙芝居を村人たちに見せる日がやってきました。
嵩と健太郎が紙造居を持って舞台に上がると、小銃を持った護衛兵が舞台の四隅に立ちました。
舞台の前には大勢の村人が集まり、各席には岩男とリンの姿もあります。
嵩たちの隣に中国人通訳が立ち、いよいよ紙芝居が始まります。
絵を一枚一枚めくりながら、嵩と健太郎の語りに合わせて中国語の通訳が入りました。
寄席からは笑いが起こり、反応は上々です。
嵩は確かな手ごたえを感じ、物語の後半にいくにつれ、語りにも力が入りました。

なんと、二人は双子でした。同じ母親から生まれ、離れ離れに育った双子だったのです
嵩のあとに続いて通訳が入ると、会場は笑いの渦に包まれました。
リンも腹を抱えて笑っています。

ここは泣くところで、笑うはずはないんだけどな…
嵩と健太郎は、首を傾げました。
紙芝居は大盛況に終わったが、果たして自分たちの意図が伝わったのか、定かではありませんでした。
【あんぱん第57話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:台詞を変えて
夕方になり、人がはけたあとの舞台で、紙芝居を片づけながら健太郎がぼやきます。

なんでみんなあげん笑いよったっちゃろ?本当やったら、泣かすつもりやったっちゃけど
すると、どこからともなく現れた八木がぼそっとつぶやきます。
通訳がセリフを変えて訳したんだ。こっちの連中が喜ぶように

やっぱりそうですか。そんな気がしました

八木上等兵殿は、連中の言葉がお分かりになるので?
少しだけな

…ばってん、泣けるところは泣いてほしかったであります
残念そうに口を尖らせる健太郎だったが、嵩はどこか清々しい気持ちがしました。

いや、これでよかったよ。初めはぶつかっても、お互いに歩み寄って仲良くやっていく話だから、一緒に笑えたほうがいいと自分は思う
あの時、舞台の上から見た村人たちの笑顔は本物でした。

話の意図がズレて伝わったにせよ、涙よりも笑顔のほうが絶対にいい。
それだけは確かだと、嵩は思ったのでした。
【あんぱん第57話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:好評な紙芝居
高の紙芝居の評判は上官にも伝わり、高は賞撫班の絵画制作主任に任命されました。
嵩と健太郎は、来る日も来る日も紙芝居の制作に励み、新作を作っては舞台で村人たちに披露しました。
嵩たちが中国でこんな日々を過ごしている間に、戦争は澈化の一途を辿っていました。
嵩から遠く離れた場所で、おびただしい数の命が散り、日本の敗戦は刻一刻と決定的になっていったのでした。
【あんぱん第57話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:空腹との戦い
季節は巡り、昭和二十(一九四五)年春、ついに嵩たちの駐屯地も敵の大攻撃を受け、孤立状態となります。
食無班も紙芝居どころではなくなり、嵩は元の分隊に戻され、戦闘任務に就くことになりました。
敵の攻撃により駐屯地への補給路が断たれ、補給路再開までの持久戦に備え、食事は朝晩の二食のみとなりました。
いつ敵が攻撃してくるか分からない緊張感の中で、若い兵隊たちにとっては最もつらい空腹との闘いが始まったのです。
朝食時に鳴るラッパの音も、心なしか弱々しい。
兵たちが長テーブルにつくと、各々の前に置かれているのは乾パンのみでした。
うまい…硬いけんど、うまい…もっと食いたいねや
康大は一瞬で乾パンを平らげると、手についた粉をもったいなげに舐めた。

…もしかしたら…あの店で焼いた乾パンだったりしてな…
嵩は乾パンをかじりながら、遠く離れた朝田パンに思いを馳せました。
【あんぱん第57話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:なんでもいいから…
身屯地の状況は日に日に悲惨になっていきました。
負傷した兵たちが次々に運び込まれ、その惨状に嵩は言葉を失いました。
衛生兵や軍医が治療にあたるも、まったく手が足りていません。
ついには食料が底をつき、夕食は乾パン一つだけとなりました。
補給路再開のため、嵩たちの班は重点警備を命じられ、周辺の警備活動にあたります。
嵩は康太と神野と共に、空腹を堪えながら駐屯地の外の見回りに出ました。
全員、頬はこけ、青白い顔をしています。
…もう歩けん…
康太は力尽きてその場にしゃがみ込み、地面のダンゴムシを指でつまみます。
ダンゴムシか…名前がダンゴだから、食えるかもしれん
康夫がダンゴムシを口に入れようとした瞬間、嵩がそれを制しました。

腹壊すぞ
何でもいいから食わせてくれ
康太は泣き声で訴えました。
【あんぱん第57話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:次回放送
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あんぱん第57話:筆者の見解

いえ~ぃ
放送後に記載していきまーす!