【あんぱん51話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説！6月9日放送(2025年朝ドラ)

NHK朝ドラ「あんぱん」
第51話 （2025年6月9日(月)放送）

朝ドラあんぱん第51話のネタバレ＆あらすじを読みやすい吹き出し形式で記載します！

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【あんぱん第51話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説：井伏鱒二

昭和十七（一九四三）年、男益果敢で知られる福岡・小倉の連隊に転属した嵩は、康太と共に内務琲の部屋で高物の警理を始めました。

嵩がカバンから井代舞二の詩集や小さいスケッチブックを出していると、古長の馬場が顔をしかめながら詩集を取り上げました。

馬場は詩集を思いきり破り、足で乱暴に踏みつけました。

皆が腹に力を込めて殴られる姿勢に入ると、すかさず馬場の鉄拳が飛んできました。

馬場が続けて康太も殴ろうとした瞬間、部屋にいた古兵たちが一斉に入り口のほうを見ました。

張り詰めた空気の中、八木はゆっくりと部屋に入ると、破られた詩集を手に取り、嵩に尋ねました。

【あんぱん第51話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説：回想

軍隊の一日は、起床ラッパの音から始まります。

朝六時、兵たちは一斉に飛び起きると、大急ぎで着替えて寝台を整えます。

点呼を終え、朝食を済ませると、午前中は練兵場で厳しい教練が行われるのです。

午後は学科、または教練があり、夕食は十八時。

何をするにも鈍臭い嵩は、古兵たちに目をつけられ、朝から晩まで何度も怒鳴られ、そして殴られました。

長い一日を終え、就寝前、兵たちが自由時間を過ごす中、嵩は寝台に正座して『歩兵須知』を読んでいました。

必死で暗記しようとするも、目が滑り、文字が頭に入ってきません。

隣の八木は、優雅に歌集を読んでいます。

二十一時半、窓の外から消灯ラッパの音が鳴り、兵たちは一斉に床につきました。

嵩は本をしまい、うつろな目で暗い天井を見つめながら故郷の御免与町を想いました。

『お母さんのために生きてもんてこい！』

と叫ぶのぶの顔が頭をよぎるも、今の嵩には生きて帰れる自信がまるでありませんでした。

【あんぱん第51話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説：八木さん

八木にじっと見つめられ、嵩は思い出しました。

さっき廊下で注意を受けた、あの上官です。

嵩が頭を下げると、馬場が改まって前へ進み出ました。

八木は自分の寝台に座り、詩集に目を落とすと、嵩に問いかけた。

嵩は今度こそ殴られる覚悟をしたが、またもやその予想は外れました。

八木は立ち上がり、『歩兵須知』を嵩に手渡しました。

古兵たちが一斉に道を空け、八木は静かに部屋を去りました。

嵩は八木の背中を見送り、渡された『歩兵須知』に目を落としました。

この得体の知れない男が、自分の戦友、つまり新兵の自分を指導してくれる古兵で、相棒になるのです。

【あんぱん第51話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説：馬のリボン

翌朝、馬の世話係に任命された嵩は、鹿合で水を運んでいました。

馬の世話係は、嵩と康太、そして同じ新兵の加藤と目黒の計四人です。

馬の尻尾にはリボンがつけられていて、嵩は思わずふっと笑いました。

嵩が馬を撫でようとすると、目黒が水を運びながら忠告しました。

嵩が慌てて馬から離れると、馬はユサユサと尻尾を揺らしました。

馬に蹴られるのはごめんだが、それでも訓練よりはよっぽどマシだとは思いました。

話しながら掃除をしていると、突然、馬場が顔を出しました。

嵩たちは一斉に姿勢を正しました。

【あんぱん第51話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説：次回放送

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【あんぱん52話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説！6月10日放送(2025年朝ドラ)

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