NHK朝ドラ「あんぱん」
第33話 （2025年5月14日(水)放送）
屋村(パン食人)あんぱん第33話あらすじを
分かりやすい吹き出しで読んでいくぜ！
朝ドラあんぱん第33話のネタバレ＆あらすじを読みやすい吹き出し形式で記載します！
【あんぱん第33話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説：メイコの好きな人
その日からメイコは熱に浮かされたように上の空になりました。
ぼんやりと宙を見つめたまま
メイコ(のぶの妹)お嫁さんになりたい
相手も見つけたき
と突然言い出したりするものだから、朝田家の人々はうろたえました。
店番をしながら『椰子の実』を口ずさむメイコを心配そうに見ていたくらが羽多子に耳打ちします。
朝田 くら(のぶの祖母)メイコの言いよった相手って、誰ながで？
朝田 羽多子(のぶの母)あても分からんがです。のぶ、知らん？
のぶさあ…
のぶが首を傾げていると、階段を下りてきた蘭子がぽつりと言いました。
蘭子(のぶの妹)もしかして、一緒に海に行った人やないが？
のぶえっ、健太郎さん！
のぶが大きな声を上げると、店番をしていたメイコの背中がビクッと動きました。
メイコ(のぶの妹)今、誰か、け、健太郎さんって言うた？
朝田 羽多子(のぶの母)その人のお嫁さんになりたいがかえ？
羽多子が尋ねると、メイコは顔を赤くして首を振ります。
メイコ(のぶの妹)ち、違うき！
メイコは店番に戻り、気持ちを落ち着かせようと「椰子の実」の続きを小さく口ずさみ始めました。
【あんぱん第33話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説：明日？！
と、次の瞬間、健太郎が店の前に現れました。
健太郎どうも。あんぱん一つ買いに来ました。昨日食べたのがうまかったとです
メイコはあんぱんを袋に詰めながら、勇気を出して聞いてみました。
メイコ(のぶの妹)健太郎さん…いつまでいらっしゃるがですか？
健太郎ずっとおりたかですけど、学校ん課題があって。明日、帰るとです
メイコ(のぶの妹)えっ、明日！
メイコの表情はみるみるくもり、無言であんぱんの包みを健太郎に手渡しました。
【あんぱん第33話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説：いごっそう
その夜、柳井家のダイニングでは嵩の入選を祝して、豪華な食事が並べられていました。
「乾杯！」
寛はウイスキーをグッと飲み干し、うれしそうに嵩の肩をたたきます。
寛(嵩の養父)わしはいっつも嵩のことが心配やったが、千尋、今はおまんのほうが心配じゃ。嵩は父親に似いて、いごっそうじゃ。いごっそうが自分の道を見つけて歩き出した
寛は千尋の顔をじっと見て、続けました。
寛(嵩の養父)千尋、おまんは我慢し過ぎる。遠慮しよったら、いかんこともある。もっとわがままに生きりやあえいがじゃ。わしゃ、おまんらの父親や、嵩のように、いごっそうに生きてみい
すると健太郎が遠慮がちに手を挙げました。
健太郎あのー、いごっそうって、どげな意味ですか？
寛(嵩の養父)頑固で、大胆不敵なことで
健太郎あー、青竹割ってへこにかく、ってことですか
寛(嵩の養父)博多弁ではそう言うがかえ。千尋！へこにかけ！
酔いが回った寛の饒舌っぷりに嵩が苦笑していると、千尋が寛に向き直ります。
千尋(嵩の弟)お父さん、わしなりに、いごっそうになれるよう努力します。へこにかきます
真面目に賞言する千尋を見て、健太郎がいたずらな笑みを浮かべます。
健太郎千尋くん、青竹ばフンドシにするちゅう意味ばってん大丈夫ね？
一同がどっと笑い、少し遅れて千尋も笑い出します。
柳井家の夜が賑やかに更けていき、気づけば寛のウイスキーの瓶は空になっていました。
【あんぱん第33話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説：後悔せんように
部屋に戻った嵩は、健太郎と布団を敷いていました。
ふと土産の包みが目に入り、小さくため息を痛らすと、その様子に気がついた健太郎が不思議そうに尋ねます。
健太郎それ、一体なんが入っとーと？東京帰る前に、のぶさんに渡さんと
嵩(たかし)…そんな簡単に言うなよ
嵩が煮え切らないでいると、廊下を通りかかった千尋が顔を出しました。
千尋(嵩の弟)兄貴、仲直りしただけでえいがか？......後悔せんようにねや
嵩は何も答えることができず、そのまま布団に突っ伏しました。
【あんぱん第33話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説：千尋の気持ち
翌朝、メイコが店番をしていると、千尋がやってきました。
千尋(嵩の弟)おはよう。えーと…あんぱん五個ください。
それと…のぶさん、いらっしゃいますか
メイコ(のぶの妹)ちょっと待ってくださいね。のぶ姉ちゃーん！千尋さんで！
メイコに呼ばれ、中庭で薙刀の稽古をしていたのぶが道着姿のまま顔を出しました。
のぶ千尋くん、どういたが？
千尋(嵩の弟)…あの、兄貴が、のぶさんに渡したいもんがあるそうです。空き地で待っちゅうき、行っちゃってください
のぶ分かった。ありがとう
のぶはメイコに店番を任せ、そのまま空き地へと向かっていきました。
その後ろ姿をじっと見つめる千尋の視線に、メイコは思わず手を止めます。
メイコ(のぶの妹)もしかして…千尋さんは、のぶ姉ちゃんのこと…
千尋はハッと我に返り、動揺しながらメイコに小銭を渡しました。
メイコは代金を受け取ると、気まずそうに目を背ける千尋を気遣うように小声で伝えました。
メイコ(のぶの妹)誰にも言わんき、心配せんといてください…生意気言うて、ごめんなさい
千尋(嵩の弟)いえ。メイコさん、ありがとう
千尋はあんぱんの包みを受け取ると、礼儀正しく頭を下げて店をあとにしました。
【あんぱん第33話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説：次回放送
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第７週 海と涙と私と
あんぱん第33話：筆者の見解
屋村(パン食人)いえ～ぃ
放送後に記載していきまーす！
