NHK朝ドラ「あんぱん」
第1話 (2025年3月31日放送)

あんぱん第1話!はじまりはじまり~!
朝ドラあんぱん第1話のネタバレ&あらすじを読みやすい吹き出し形式で記載します!


【あんぱん第1話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:御免与駅
時は昭和二(一九二七)年。
明治時代から水運で栄えた商業の町、御先与町に秋が来ました。
彼方には四国山脈が連なり、緑豊かな山間には物部川が流れています。
カッカッカッと下駄を鳴らし、ひとりの少女が全速力で町を駆けていきます。
八歳の朝田のぶです。
あまりの速さに、商店街を行き交う人々が慌てて道を空ける。
「おっと、危なあ!?」「ハチキンおのぶや!」
ハチキンとは、土佐の言葉で男勝りの女子の意味です。
赤い鼻緒の下駄で突っ走るのぶの姿を見て、町の人々は呆れつつも笑いました。
高知県の御免与という町で、のぶの足の速さはちょっとした名物だったのです。
のぶが走っていたのには理由があったのです。向かう先は御免与駅。
もうすぐ大好きなあの人に会える!
駅舎に蒸気機関車の汽笛の音が響いた。
「創免与、御免与~」
駅員のアナウンスと共に、駅舎に人があふれます。

嵩、やっと着いたわね
大正ロマンのあでやかな着物姿の柳井登美子が、息子を連れて改札口から出てきました。
八歳の柳井嵩少年です。
革靴に半ズボン姿という都会の香りが漂う出で立ちは、すでに御免与駅で浮いていました。
人が行き交う駅前で母親のあとをトボトボと歩いている嵩に、突然衝撃が走りました。
全速力で走ってきたのぶが真正面からぶつかってきたのです。

痛ッ…!!!
あまりの勢いに嵩は尻餅をつき、肩にかけていた画材箱は吹っ飛び、中の絵の具が地面に散乱してしまいました。

気をつけや!ぼけ!
モダンなお坊ちゃん風の嵩を一瞥し、のぶは乱暴に言い放ちました。
言葉を失う嵩をよそに、のぶはパッと顔を上げ、今度は喜びに満ちた声を出しました。

お父ちゃーん!
のぶは革製のトランクを手に出てくる朝田結太郎の姿を見つけると、全身で飛びつきました。

お父ちゃん、お帰り!

おお。のぶ、元気にしちょったか
結太郎は、かぶっていたソフト帽をのぶの頭に載せ、優しく微笑みました。
再会を果たす親子のそばで、嵩は一人、地面に散らばった絵の具や筆を拾い集めていました。

…。。。
少し離れたところから、その様子をじっと見つめる一人の男がいました。
同じ列車から降りてきた屋村草吉です。
【あんぱん第1話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:痛む胸

あのチビ、あっちからぶつかってきたのに、なぁ
腰にカバンと小さな壺を提げていた屋村は、地面に転がっている筆を拾って嵩の画材箱にひょいと入れてくれました。

すいません…
嵩は小さく頭を下げて絵の具を画材箱にしまいながら、父親に甘えるのぶを見ていました。
結太郎の腕につかまり駅舎を出ていくのぶの姿を見ていると、嵩の胸がキュッと痛んだのでした。
【あんぱん第1話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:幸せな朝田家
のぶの家族は免与の商店街で石屋を営んでいました。
「朝田石材店」
の看板が目印の建物を入ると、中には大きな石が並んでおり、奥の作業場で「釜」のはんてんを着た朝田釜次が第子の原豪と汗だくで働いていました。
結太郎の手を引き、のぶは釜次の元へ駆け寄ります。

釜じい!お父ちゃんもんてきたで!

そりゃ、行ったらもんて来るじゃろう
釜次は手を止めることなく、黙々と作業を続けました。
店の奥は住まいになっていて、羽多子とくらが二人を迎えに出てきました。
のぶの母と祖母です。

結太郎! もんたかえ
結太郎の母のくらが元気よく迎えると、妻の羽多子も笑顔を浮かべて結太郎をねぎらいました。

出張ご苦労さまでございました

ほんで、今度はどこまで行きよっちゃったがでぇ

くらばあ、大阪やき
結太郎が口を開く前に、のぶが得意げに答えます。
結太郎は商事会社に勤めていて、津々浦々忙しく飛び回っていたのです。
それゆえのぶにとって、父親と過ごせる時間はとても貴重なものだったのでした。
のぶは三人姉妹の長女で、下には六歳の蘭子と四歳になるメイコという二人の妹がいました。
幼いメイコの世話をする蘭子のそばに、結太郎が歩み寄ります。

蘭子とメイコもえい子にしちょったか?
結太郎は二人の頭を撫で、菓子の包みを渡しました。

大阪土産やき

たまるかー!わーい、わーい!
誰よりも大きな声でのぶが叫ぶと、妹たちもそれに続きます。
わーい、わーい!
三姉妹の歓声と、ノミで石を削る音が石材店に響き渡ります。
家族全員が揃い、賑やかな空気が朝田家を満たしていました。
【あんぱん第1話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:千尋との再会
柳井医院は同じ商店街のはずれにありました。
往診から戻った柳井寛が医院の中へ入ると、女中のしんが小走りに出てきました。
「先生、お帰りなさいませ。東京からお客様がお着きになりました」
柳井家の居間で、登美子と嵩は行儀よく座っていました。
嵩の伯母にあたる柳井千代子が、二人に紅茶を差し出します。

長旅でお疲れになったでしょう

神戸で一泊して、丸二日かかりました
登美子がティーカップに手を伸ばそうとした時、寛が入ってきました。

やあ、嵩くん。はるばるよう来たね
登美子の隣で縮こまっていた嵩は、緊張からうまく喋ることができません。

寛伯父様よ。お父さんのお葬式で会ったでしょう
小さくうなずく嵩を見て、寛はなるべく優しい声で話そうと努めます。

そう固うならんと。自分の家やと思うて、羽を伸ばしたらえい

寛先生、よろしくお願いいたします。
他に頼れる人がいないので、親子でお世話になります
深々と頭を下げる登美子に続いて、嵩も頭を下げようとした時、廊下から丸顔のかわいらしい男の子がこちらを覗き込んでいることに気がつきました。

千尋……
嵩の口から思わずこぼれてしまいました。
間違いなく、千尋です。
その姿に気づき、登美子も動揺を悟られないよう急いで笑顔を作りました。

千尋、入ってきいや
寛に呼ばれて、千尋は本を両手に抱えて居間に入ってきました。

千尋ちゃん、叔母様と嵩さんにご挨拶しましょうね
はい、お母さん
千尋は登美子と嵩の方に向き直ると、丁寧にお辞儀をしました。
ぎこちない笑顔の登美子の隣で、嵩は何も答えることができませんでした。
「お父さん、ご本読んで」
寛に無邪気に甘える千尋を見て、嵩は果然としました。
千尋はすべて忘れてしまったのだろうか…
その夜、答えの出ない問いが嵩の頭の中をぐるぐる回り、嵩はなかなか寝つけませんでした。
【あんぱん第1話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:転校生
朝になり、嵩にとって新しい学校への初めての登校日がやってきました。
御免与尋常小学校の二年一組。
嵩はいわゆる転校生として、学期の途中からクラスに入ることになりました。
始業前、教室で元気に騒いでいる生徒たちの中に、のぶの姿もありました。
担任の伊達は嵩を連れて教室に入ると、パンパンと手をたたいて生徒たちを静めます。
「静かにせえ!転校生を紹介する。柳井嵩くんや。高知で生まれ、お父さんの仕事の都合で東京へ行って向こうで育ったがや。で、今度また、おうちの都合で御免与町に・・・・・・」

たまるかー!
伊達先生が話し終わる前に、のぶが嵩を見て大声で叫びます。
その声にハッとして、嵩は思わず目を開きます。
間違いない。駅でぶつかってきた、あの子だ。
「ん?のぶ、どういた…おまんら知り合いか」
のぶはブンブンと首を横に振ります。

ま、一言挨拶せえ
伊達先生に促され、嵩は小さな声で挨拶をしました。

初めまして。柳井嵩です。よろしくお願いします
「ハジメマシテやき?」
ガキ大将の岩男が、ゲラゲラと笑い始めた。
「ヨロシクオネガイシマスやき?」
岩男に続き、康太も東京言葉の揚げ足を取ります。
御免与の子どもたちにとって聞き慣れない言葉と、見慣れないハイカラな装い。
嵩は悪ガキたちにとって格好の餌食だったのです。
早速笑い者にされてうまく言葉が出てこない嵩を、のぶは鋭い目つきで睨んでいました。
【あんぱん第1話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:しゃんしゃん東京にいねっ
昼休みの時間になり、嵩は独りぼっちで木陰に腰を下ろし、弁当を広げました。
そこへクラスの悪ガキたちが現れ、嵩を取り囲んだのです。
「おい、東京モン!なんで外で弁当食いゆうがな」
ガキ大将の岩男が嵩に難癖をつけると、康太が追い打ちをかけてきた。
「なんな、この弁当は?見たことないもんがようけ入ちゅう!」
康太は嵩の弁当箱を強引に奪うと、きれいに並んだおかずを手づかみで食べ始めました。
「東京モンはこんなもん食いゆうがか!生意気やき!」
嵩をいじめる岩男の背中に、突然赤い鼻緒の下駄が打ちつけられた。
「痛え!誰な?」
岩男が背中をさすりながら振り向くと、裸足ののぶが下駄を手に憤然と立っていた。

岩男!コン太! おまんら寄ってたかって卑怯やき!
のぶは下駄を持つ手を思い切り振り上げると、岩男と康太をたたき始めます。
「痛え、痛え、やめや!」

卑怯もんは許さん!!
のぶの容赦ない下駄攻撃に早々に音を上げた岩男と康太は、嵩の弁当箱を置いて全速力で逃げていきました。
突然現れた救世主に、嵩は呆気にとられると同時に胸をなでおろしました。

…ありがとう……君は、本当はいい人なんですね
嵩が礼を言うと、のぶは鋭い目つきで嵩を睨みつけました。

キミは?イイヒト?…おまん、それでも男かえ!
予想外の言葉に驚いた筒が何も答えられずにいると、のぶは大声で一喝しました。

おまんみたいなヘナチョコ、
見よれんちゃ……しゃんしゃん東京にいねっ!
吐き捨てるようにそう言うと、のぶは踵を返し、嵩の元を去っていったのでした。
【あんぱん第1話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:草吉
物部川の河原に、嵩は一人で座っていました。

…父さん…ぼくだって、こんな所に来たくなかった…
心の声が、思わず口からこぼれます。
そこへ、駅で会った屋村草吉がふらりと現れました。

よっ、坊主、また会ったな
突然現れた屋村に驚いた嵩は、慌ててお辞儀をします。
駅で画材を拾っていた時に手を貸してくれたおじさんです。

坊主、腹へってないか?昼飯食い損ねたような顔してっから

どうして…

図星か。ちょうどいい。ついてきな
なぜ見抜かれたのか皆目見当がつかなかったが、嵩は何も考えずに屋村のあとをついていきます。
【あんぱん第1話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:ひどいこと
その頃朝田石材店の土間で、のぶは羽多子とくらと話をしていました。後ろでは釜次が弟子の豪と共に墓石に名前を彫っています。

寛先生の所に男の子が来たがやって
羽多子が誰のことを言っているのか、のぶはすぐにピンときました。

あの転校生のこと?

その子のお父さん、病気で急に亡くなったがやと。
お母さんと二人きりになってしもうたき、寛先生を頼ってきたがやって
のぶは心が急に寒くなるのを感じました。

うち、どうしよう…あのヘナチョコに、
ひどいこと言うてしもうた……しゃんしゃん東京にいね、って…。
お父ちゃんにもう会えんらあて、どんな気持ちながやろ…
もう二度と結太郎と会えなくなることを想像するだけで、のぶは涙があふれそうになりました。
のぶはすくっと立ち上がり、肩を落としたまま家の外へ出ていったのでした。
【あんぱん第1話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:見たことない!
夕焼けに染まる商店街を、のぶは一人で歩いていました。
そこへ、突然おいしそうな匂いが風にのって香ってきました。
匂いのするほうへ近づくと、うどん屋の看板があります。
店の前には、町の大人や子どもたちが大勢集まっているではないですか。
いつもと違う、香ばしい匂い。その正体を突き止めようと店を覗くと、男が大量のパンだねを載せた天板を持っていました。
普段はうどん屋として営業している厨房を借りて、屋村がパンを焼いていたのです。
店には嵩が座っています。
嵩の姿を見つけたのぶは動揺し、声をかけることができないまま遠くからその様子を見つめました。
焼き上がりを待ちわびる嵩のもとに、屋村が艶やかな焼きたてパンを差し出しました。
馥郁(ふくいく)とした香りが食堂を満たし、人々色めき立ちます。

さあ、焼けたぞ。食え

いただきます
焼きたてのパンを口いっぱいに頬張ると、嵩の顔に笑顔が咲きました。

(あんなおいしそうなパン…みたことない…!!)
その様子を見ていたのぶは、喉がごくりと鳴るのを感じました。
【あんぱん第1話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:次回放送
次回のあんぱんネタバレ第2話はこちら
【あんぱん2話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説!4月1日放送(2025年朝ドラ)

【あんぱん】ネタバレとあらすじ(吹き出し)一覧
あんぱん第1話:筆者の見解


物語は嵩が絵を描いている場面で、嵩とのぶが年を重ねたシーンから始まりましたねっ
元気のよい少女時代ののぶはとってもかわいかったですね!
でも、嵩のお父さんが病気で亡くなったと聞いて、かわいそうに思う優しい心も持ち合わせています。
そしてヤムさんの登場も第1話から見れて嬉しかったです~

ふふっまぁなっ
第1話からさっそくあんぱん焼いてるしなっ
そしてもう一つ、筆者が感じたのは、
第1話の内容は濃かった…!
という事です!
明日の第2話がとーっても楽しみです!
次回のあんぱんネタバレ第2話はこちら
【あんぱん2話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説!4月1日放送(2025年朝ドラ)
