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【あんぱん120話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説!9月12日放送(2025年朝ドラ)

【あんぱん120話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説!9月12日放送(2025年朝ドラ)
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NHK朝ドラ「あんぱん」
第120話 (2025年9月12日(金)放送)

屋村(パン食人)

あんぱん第120話あらすじを
分かりやすい吹き出しで読んでいくぜ!

朝ドラあんぱん第120話のネタバレ&あらすじを読みやすい吹き出し形式で記載します!

あんぱん全話を吹き出し形式で読みやすくご紹介しています!

あんぱんネタバレあらすじ吹き出しるるプレス

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目次

【あんぱん第120話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:悲しい手紙

それから十日ほどして、柳井家に高知から手紙が届いた。差出人の名前の欄には岩清水琴子と書かれている。

のぶは速達の封書を嵩に見せた。

のぶ

高知新報で一緒に働いていた琴子さんよ。彼女が岩清水さんと結婚するって聞いた時は驚いたけど

のぶは笑いながら手紙の封を切ったが、その内容を目にした瞬間、言葉を失った。

それは、東海林が病気で亡くなったという悲しい知らせだった。

以前から病気を患っていた東海林は、どうしてものぶと嵩に確かめたいことがあると言って、医者に無理を言って病院を抜け出したと言うのだ。

そして、東海林は東京から戻った後、安らかに息を引き取ったと手紙の最後に綴られていた。

手紙を読み終えて、嵩とのぶは愕然とした。

ほんの十日前のことだ。

東海林はこの居間で、あの頃と変わらない豪快な笑顔で二人の背中を押してくれたのだ。

のぶは、東海林がひと口だけかじって食べ残したあんぱんを思い出し、呆然とつぶやいた。

のぶ

…こんなことって…

嵩(たかし)

…命を縮めて、会いに来てくれたんだな…

東海林が去り際に振り返って言った言葉が、嵩の心の中でリフレインする。

東海林

ほいたら、アンパンマンによろしゅうねや!

嵩とのぶは言葉少なに、東海林が最後に伝えようとしてくれたメッセージについて考え続けた。

【あんぱん第120話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:ヒーロー

嵩は仕事部屋で、白いケント紙の前に悄然と座っていた。いろんな声が、頭の中をぐるぐるとこだまする。

カッコよくないところが好き、とのぶは言った。

編集者の詩織は、主人公をできれば減量させてほしいと言った。

テーマは分かるが、何かが足りないと八木は言った。

そして東海林は、ついに逆転しないものをお前らは見つけたと言った。

筆を握りしめ、何か浮かびそうな予感に全神経を研ぎ澄ましていると、突然、何かに突き動かされるように嵩の手が動いた。

初めは形にならないその線が、丸い円になった。

線は東海林が食べ残したあんぱんの形になったり、また円に戻ったり、生き物のように形を変えていった。

何度も何度も輪郭を描くうちに、やがて、ひとつの新しいキャラクターの顔が静かに誕生した。

ケント紙に描かれた丸い顔のキャラクターは、お腹を空かせて困っている人に自分の顔を食べさせている。

嵩は、今が深夜であることも忘れ、一心不乱に手を動かし続けた。

そして、新しく生まれ変わったあんぱんまんは、ひとりでに物語を歩き出した。嵩は猛烈なスピードで描き続け、あんぱんまんが憑依したかのようにモノローグを綴った。

『正義は逆転する・・・・・倍じられないことだけど、正義は簡単に引っくり返ってしまうことがある。じゃあ、決して引っくり返らない正義ってなんだろう。お腹を空かせて困っている人がいたら、一切れのパンを届けることだ』

その時、のぶが突然部屋に入ってきて、勢いよくカーテンを開けた。

窓から白い朝日が差し込み、嵩は思わず目を細める。

のぶ

嵩さん、おはよう!朝だよ!

嵩は最後の一枚を描き上げ、少し微笑んでのぶに見せた。

嵩(たかし)

.....できたよ

のぶが絵を覗き込むと、そこには完成した『あんぱんまん』が描かれていた。

のぶは食い入るように原稿を一枚ずつ見ていき、驚いて口を開いた。

のぶ

顔が…あんぱん!こんなヒーロー、初めて見た

のぶは日を大きく開き、夢中で読み進めた。

のぶ

…そっか…自分の顔を食べさせるがやね

嵩(たかし)

あんぱんまんは、お腹を空かせて困っている人に自分の顔を食べさせて…ボロボロのマントを翻し、夕暮れの空を飛ぶんだ。たとえ、自分の命が終わっても…

ふと隣を見ると、のぶの瞳から涙がポロポロとこぼれていて、嵩は慌てて付け加えた。

嵩(たかし)

のぶちゃん、泣かなくていいんだ。あんぱんまんの命は終わらない…続くんだ

のぶが一枚めくると、そこにはパン職人のおじさんがあんぱんまんの新しい顔を作っている絵が描かれていた。

のぶ

…パン作りのおんちゃんが…新しい顔を!

嵩(たかし)

うん…ダメかな

のぶ

そんなことない…そんなことない…私、こういうヒーロー、ずっと待ちよった気がする

のぶの日から涙がとめどなくあふれ、嵩はオロオロとしながらのぶを見た。

嵩(たかし)

えっ?もう泣かないで…

のぶ

違うの…感動して泣きゆうが…

嵩は小さく笑って、のぶの涙を親指で拭った。

朝の光が、空飛ぶあんぱんまんを優しく照らしている。

のぶは、丸い顔のあんぱんまんが愛おしく、いつまでもその絵を見つめた。

【あんぱん第120話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:イマイチな反応?

その年の十月。嵩が新たに生み出した「あんぱんまん』は、子ども向けの月刊絵本として刊行され、幼稚園や図書館に置かれることになった。

ちょうどその頃、登美子から茶道をひととおり学んだのぶは、自宅で小さなお茶の教室を開くことになった。

のぶの教室に通う弟子は、小学生からOLまで、様々な年齢層で構成されている。

茶道の指導を終え、作法に従った終わりの挨拶で締めると、のぶは「あんぱんまん』の絵本を取り出した。

のぶ

ちょっと、みんなに聞いていただきたいお話があるんです

のぶは弟子たちを前に、新作「あんぱんまん」の読み聞かせを始めた。

砂漠の真ん中で、旅人がお腹が空いて死にそうになっていました。そのとき、大きな鳥のようなものが近づいて…飛んできた不思議な人はいきなり旅人に言いました…さあ、ぼくの顔を食べなさい

聞いていた小学生の女の子たちは、ギョッと顔をこわばらせた。

読み聞かせが終わり、弟子たちは口々にその感想をのぶに伝えた。

うーん…でも、顔を食べさせるのは、気持ち悪い

小学生たちがイマイチな反応を見せる中、弟子の一人であるOLの中尾星子は、この物語に心動かされていた。

感動を伝えたい衝動に駆られるも、小学生たちの反応に尻込みし、星子は空気を読んで何も口にしなかった。

数日後、のぶは八木の会社に作られた児童館に足を運んでいた。

放課後の学童のような場として開放されているスペースには、本や遊び道具がたくさん置かれている。

のぶに『あんぱんまん』の本を数冊渡され、八木は早速本棚に並べ始めた。

すると、六歳の少女が、早速「あんぱんまん」を手に取った。

他の子どもたちが賑やかに遊ぶ中、少女は絵本を開き、没入するように読み耽っている。

目を輝かせながら『あんぱんまん』に夢中になっている小さな女の子の姿に、八木は釘付けになった。

【あんぱん第120話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:次回放送

次回のあんぱんネタバレ第121話はこちら

第119話 | 第121話

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第24週 あんぱんまん誕生

第25週 怪傑アンパンマン

あんぱん第120話:筆者の見解

屋村(パン食人)

いえ~ぃ
放送後に記載していきまーす!



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