よねさんの弁論
寅子は、例の少女が美佐江の娘であったことを航一さんに相談します。
蓋をしていたものに向き合うのは苦しいわ…
悩みはいつも二人で話し合ってきた寅子と航一さんです。
今回も、航一さんは寅子を笑顔にして支えるのです。
一方、注目の大法廷が開廷し、弁論はよねさんが担当することとなりました。
弁論までは弱気であったものの、当日のよねさんは頼もしく、しっかりと簡潔に論点を述べました。
もし、今なお尊属殺人の重罰規定が憲法14条、法の下の平等に反しないのであれば、無力な憲法、無力な司法、無力なこの社会を嘆かざるえない…!!
虎に翼ネタバレ26週吹き出し:弱気のよねさん
昭和47年(1972年)、美位子の尊属殺人の重罰規定を争う最高裁の大法廷で行う日が近づいてきました。
航一さんは、弁論に立つよねさんに対してアドバイスをしました。
上告趣意書、法律上の論点を桂場さんたちが熟考しています。
なるべく簡潔に訴えたいことを伝えるべきかと。
よねさんもしっかりとアドバイスを聞き入れています。
こんな、しがない法律事務所の我々が、大先生15人相手に弁論するなんてな…。
大法廷に回されたんだ、勝機はある!
轟さんの言葉に、よねさんはいつになく弱気です。
どうだかな…。
山田、弱気になるな!
そんな暇があるならば、弁論の練習だ!
おう…!
虎に翼ネタバレ26週吹き出し:航一さんの励まし
星家で寅子は、美佐江のことを航一さんに打ち明けました。
例のあの子…
やっぱり美佐江さんの子どもだった。
美佐江さんは、彼女が3歳の時に亡くなったそうよ。
蓋をしていたものに向き合うのは苦しいわね…
そう話して落ち込む寅子に航一さんは突然、寅子に指をさしてこう言います。
ちちんぷいぷい
あっけにとられる寅子を見て、航一さんが続けます。
…無理をしました…。
この先、一生恥ずかしいような…。
寅子は思わず笑顔になります。
その気持ち、とても嬉しいわ!
新しい憲法と新しい法律が産まれた時、とてもキラキラ輝いていたのに。
人が作ったものです。
古くなります。
間違いもします。
お父様は、新しいものは浸透するのに時間がかかるっておっしゃったわ…。
まさか、浸透する前に平等がないがしろにされるなんてね…
だからこそ、僕らは「出がらし」の役目を果たさなくてはなりませんね。
二人は穏やかに見つめ合ってこんな会話をするのでした。
虎に翼ネタバレ26週吹き出し:朋一さんの決意
ちょうどそこへ、朋一さんが部屋へと入ってきました。
僕、決めたんだ。
家具職人になる。
朋一さんは以前より手先が器用でしたので、それは彼にとってぴったりの仕事かもしれません。
虎に翼ネタバレ26週吹き出し:よねさんの主張
5月、大法廷が開廷しました。
注目の裁判とあって傍聴席は満席です。その中で、よねはしっかりと簡潔に論点を述べました。
尊属殺人の重罰規定は、明らかな憲法違反です。
被告人は、その犠牲者です!
(行け!山田!!)
轟さんをはじめ、友人たちはみんなよねさんを応援しています。
昭和25年の合憲判決。
基本的理由となるのは「人類普遍の道徳原理」に違反しているからだそうです。
よねさんは勢いそのままに続けます。
はて?本件において、道徳の原理を一番踏みにじったのは誰か?
暴力行為だけでも許しがたいのに、鬼畜道に走った父親を尊属として扱い保護する必要があるのでしょうか!?
もし、今なお尊属殺人の重罰規定が憲法14条、法の下の平等に反しないのであれば、無力な憲法、無力な司法、無力なこの社会を嘆かざるえない…!!
ふふ(よねさんらしいわ!)
寅子はこの主張に、微笑みました。
虎に翼ネタバレ26週吹き出し:次話【第127話】
注目の第127話はこちら!
虎に翼ネタバレ26週吹き出し!第127話あらすじ(9月24日)最終回まで【朝ドラ】2024
最終話まであと少し…
ますます目が離せない虎に翼です!
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虎に翼第25週のネタバレ吹き出し・あらすじ一覧
126話 9/23 (月) よねさんの弁論
127話 9/24 (火) 美雪と美佐江
128話 9/25 (水) 判例変更
129話 9/26 (木) 裁判所所長就任
130話 9/27 (金) ありがとう寅子
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