こちらのページでは2026年前期朝ドラ「風、薫る」のネタバレとあらすじを吹き出し形式で読みやすく解説します。
初回から最終回までの全話を詳しく見やすくご紹介いたします!
【風、薫る全話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:二人の主人公

風、薫るの主人公はそれぞれに生きづらさを抱えた二人の女性です。
NHK朝ドラのヒロインが二人、というのは珍しい設定かと思います。
主人公の二人は、当時まだ知られていなかった看護の世界に飛び込み、傷ついた人々を守るために奔走し、時に強き者と戦う――
明治という激動の社会を舞台に、幸せを求め生きるちょっと型破りな二人のナースの冒険物語、ということです。
【風、薫る全話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:りんと直美

明治18年(1985年)、日本初となる、看護養成所が誕生します。
そして、それを皮切りに、日本全国に看護師の養成所が開所されていきます。
そんな養成所の一つに、風、薫るの主人公の一ノ瀬りんと、大家直美は入所をすることとなります。
【風、薫る全話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:トレインドナース

物語の舞台は文明開化が急速に進む明治です。
さまざまな西洋文化や新しい学問とともに、西洋式の看護学が日本に伝わってきたのです。
まだまだ女性の職業が確立されていないこの時代に、看護学を学んだ人たちは「トレインドナース」と呼ばれ、医療看護の世界に新たな風を起こしました。
「風、薫る」の主人公の一人のモデルとなった知命堂病院の初代看護婦長である大関和(おおぜき ちか)さんは、明治時代に正式な看護教育を受けたトレインドナースの一人として知られています。
彼女のような先駆者たちの努力により、看護師という職業が社会的に認知され、現在の看護の基盤が築かれました。
【風、薫る全話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:最強のバディ

連続テレビ小説の、第114作となる「風、薫る」
大関和(おおぜき ちか)さんと鈴木雅(すずき まさ)さんという二人のトレインドナースの主人公をモチーフに描かれます。
この二人、考え方もやり方もまるで違うということで、面白い物語の展開が期待できそうです。
同じ看護婦養成所を卒業した二人が、患者や医師たちとの向き合い方に悩み、ぶつかり合いながら成長してゆき、やがては最強のバディになって、まだ見ぬ世界を切り拓いていく物語という事です。
【風、薫る全話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:一ノ瀬りんのモデル大関和の一生
以下は、大関和(おおぜき ちか)さんの生涯を年表形式でまとめたものとなります。
大関和(おおぜき ちか)さんの生涯 詳細年表
年代 | 出来事 |
---|---|
1858年 | 生誕 |
1886年 | 日本において西洋式医療が導入され、近代的な看護教育が始まります。 大関和も正式な看護教育を受ける機会を得ます。 |
1870年代後半~1880年代前半 | 西洋式看護を学び、医療機関での実習を積み、看護師としてのキャリアをスタートさせます。 |
1890年代前半 | 知命堂病院の初代看護婦長に就任。管理職として病院の看護体制の整備に尽力。 |
1890年代後半~1900年代前半 | 近代看護の普及に努め、後進の指導を行います。 病院での実務だけでなく、日本における看護制度の発展にも影響を与えました。 |
1900年代中盤~後半 | 看護師としての経験を生かし、医療従事者の教育に関与。 特に後進の育成に尽力し、日本の看護の発展に貢献します。 |
1932年5月 | 死去 |
大関和の功績と影響
トレインドナースの先駆者
近代的な看護教育を受けた「トレインドナース」の一人として、看護の専門性を確立し、後の日本の看護制度発展の基盤を作りました。
近代日本の看護制度の礎を築いた
西洋式看護が日本に導入された初期の段階で、その普及と実践に大きく貢献しました。
女性の社会進出の先駆者
当時の日本では、女性が職業を持つこと自体が珍しかった時代に、医療分野で重要な役割を果たしました。
後進の育成に尽力
看護教育に深く関与し、多くの看護師を指導。
彼女の指導を受けた人々が、日本の医療現場で活躍し続けました。
大関和さんのような先駆者の努力により、日本の看護制度は着実に発展し、現在の医療現場に繋がっています。
彼女の功績は、日本の看護史において重要な位置を占めています。
【風、薫る全話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:大家直美のモデル鈴木雅の一生
鈴木雅(すずき まさ)さんは、大関和さんと共に、日本の近代看護の礎を築いた先駆者の一人です。
以下は、鈴木雅(すずき まさ)さんの生涯を年表形式でまとめたものとなります。
年代 | 出来事 |
---|---|
1857年 | 誕生 |
1886年 | フェリス女学校を卒業後、桜井女学校附属看護婦養成所に第1期生として入学します。 同期には大関和がいました。 |
1888年 | 看護婦養成所を卒業し、帝国大学医科大学第一病院の内科看病婦取締(現在の看護師長)に就任します。 |
1891年 | 帝国大学医科大学第一病院を辞職し、本郷森川町に慈善看護婦会(後の東京看護婦会)を創設します。 派出看護事業を開始し、訪問看護の基盤を築きます。 |
1896年 | 東京看護婦講習所を設立し、看護教育に尽力。 |
1900年 | 東京看護婦会を大関和に譲渡し、看護の第一線から引退します 以降、沼津で余生を過ごします。 |
1940年 | 83歳にて死去 |
鈴木雅さんは、看護師の社会的地位向上と教育の充実に大きく貢献しました。
彼女の取り組みは、現在の看護制度の礎となり、多くの後進に影響を与えています。
【風、薫る全話】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:大胆な展開

NHKの公式サイトには以下の記載があります。
※実在の人物をモチーフとしますが、激動の時代を生きた二人のナースとその仲間たちの波乱万丈の物語として大胆に再構成します。
登場人物名や団体名などは一部改称して、フィクションとして描きます。原作はありません。
NHK公式サイト
トレインドナースとして活躍した二人の実在する人物をモデルとはしているものの、二人のモデルの障害に忠実に描くのではなく、朝ドラ「風、薫る」では大胆な物語展開となりそうですね!
【風、薫る】ネタバレとあらすじを吹き出しで解説:朝ドラ2026年前期
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第1週
